「偏った大学だけの地方大会」箱根駅伝を痛烈批判

2025年12月31日

スポーツ文化評論家の玉木正之氏が、田畑竜介Grooooow Upにコメンテーターとして出演。35歳から同番組に出演し、現在73歳になったという玉木氏は「私、スタッフの誰よりも、あるいはスタジオにおられる誰よりも長くこの時間帯にテレビに出ているんではないか」と、38年にも及ぶキャリアを感慨深げに振り返った。長年の出演の中でも大晦日の放送は初めてとのことで、特別な日に玉木氏ならではの辛口な視点が展開された。

「大嫌いなイベント」と箱根駅伝をバッサリ

番組の冒頭、玉木氏は「来年また年明けになりますとすぐにね、私の大嫌いなスポーツが始まりましてね」と穏やかならぬ口調で切り出した。その対象が箱根駅伝であると明かすと、「あれほど大嫌いなイベントはない」とバッサリ。批判の矛先は、大会のあり方そのものに向けられる。

「男子の大学生の、それも関東の大学だけの人たちが走るのになぜこんなに騒ぐのか」と、一部地域限定の大会が国民的行事のように扱われる風潮に長年疑問を抱いてきたと語った。この構造が「全国の陸上競技長距離ランナー、ほとんど関東の大学目指すんですね。そんなのは最低じゃないか」と、才能の一極集中という弊害を生んでいると指摘。青山学院大学の原晋監督も同様の意見を持っていることに触れ、現場からも問題意識が上がっている現状を明かした。

4年に1度の全国化改革に「この程度が」

関東学生陸上競技連盟が2028年から大会の改革に乗り出すことにも言及。これまで5年に一度だった記念大会を4年に一度に変更し、その年は全国の大学が予選会から出場可能になるという。学生が在学中に一度は出場機会を得られるようにとの配慮だが、玉木氏の評価は厳しい。

「改革ですかね、この程度が」と一蹴し、抜本的な解決には程遠いという見解を表明。「毎年ならまだね」「4年に1度って、1年生で当たる学生もいれば4年生で当たる学生もいればね」と述べ、付け焼き刃の改革では意味がないと断じた。

日本版NCAAの機能不全と大学のエゴ

玉木氏の批判は、日本の大学スポーツ界全体へと及ぶ。アメリカの全米大学体育協会(NCAA)をモデルに、スポーツ庁主導で設立された日本版NCAA「UNIVAS」の存在を紹介。NCAAがアメリカンフットボールなどの人気競技で得た収益を、他の競技に再分配する仕組みを持つことを解説した。

しかし、日本のUNIVASには慶應義塾大学、明治大学、日本大学といった有力校が加盟しておらず、「要するに自分たちだけでやっていけますから入りませんっていうので入ってないんですね」と内情を暴露。「なんか大学のエゴイズムって嫌ですよね」と、その閉鎖的な体質を嘆いた。

メディアの「山の神」呼称にも痛烈な皮肉

再び箱根駅伝に話を戻すと、高低差の激しいコースレイアウト自体が選手の身体に悪影響を及ぼす「国際的なルール違反」だと断言。さらにメディアが生み出した「山の神」という言葉にも苦言を呈す。「『山の神』というのはそもそも怖い奥さんのことでしょ?」と皮肉を飛ばし、「いつから女子が走るようになったのかって思っちゃったんですよ」と、言葉の安易な使われ方への違和感を語った。

最後に「偏った大学だけの地方大会をこんなに騒いではいけません」と声を大にして持論を締めくくった。その一方、「こういう意見を言わせてもらうRKB毎日さんはもう大好きです」と番組への感謝も述べ、38年間続く信頼関係を覗かせる一幕となった。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。