免震構造でも油断禁物。長周期地震動への正しい備え方

2026年1月8日

年明け早々の1月6日に鳥取県・島根県で最大震度5強を観測した地震。この地震を受け、1月8日に放送されたRKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』内のコーナー「Zoom Up」にて、元村有希子氏が震源から遠く離れた場所でも観測される「長周期地震動」の危険性について詳しく解説した。

船のように揺れる「もう一つの地震」

番組では、震源から500km以上離れた福岡県久留米市で長周期地震動の「階級1」が観測されたことが話題となった。実際に福岡市内の高層階にいたというパーソナリティは、その揺れを「横にずーっと揺さぶられてるような、船の上にいるような感じでした」と表現。これに対し元村氏は、「まさにそれが長周期地震動と呼ばれるものですね」と指摘し、私たちが普段「地震」として認識している揺れとは別の「もう一つの地震」だと説明した。

元村氏によると、一般的な地震は「ガタガタ」という小刻みな揺れで、周期(1往復にかかる時間)が0.1秒から1秒程度である。一方、長周期地震動は周期が2秒から3秒と長く、「ゆらゆら」と大きく揺れるのが特徴だという。「階級1」は、室内にいる人すべてが揺れを感じ、ブラインドなど吊り下げられたものが大きく揺れるレベルであると解説された。

遠くの高層階ほど危険な3つの特徴

元村氏は、長周期地震動には3つの大きな特徴があると語る。1つ目は、マグニチュード6を超えるような「大きい地震の時に発生しやすい」こと。2つ目は「遠くにそれが伝わりやすい」点だ。今回の地震でも鳥取の震源から遠く離れた大阪や徳島、高知でも観測されたという。

そして3つ目の特徴が「高い場所ほど影響を受けやすい」こと。これは建物の高さと揺れの周期が共鳴する「共振」という物理現象によるもので、低層階では感じなくても高層階では大きく揺れることになる。元村氏はその恐ろしい実例として東日本大震災を挙げた。

「震源は東北だったんですけれども、そっから本当に500km以上離れた」「大阪の都心の高層ビルの、それこそ30階とかっていうところが、もう立ってられないぐらいの揺れに見舞われました」と振り返る。さらに、都心部は地盤の柔らかい平野に高層ビルが林立しているため、二重三重に危険性が高まる状況だと警鐘を鳴らした。

「免震だから安心」という油断に警鐘

では、私たちはどのような対策をすべきなのだろうか。元村氏は、高層階に住んでいたり、職場があったりする人は特に備えが必要だと強調した。「免震構造のオフィスビルだからとかマンションだからと言って、一旦安心する」という心理に触れつつ、免震構造は揺れをいなす構造であるため「まさにゆっさゆっさと長い間揺れるっていう可能性がある」と指摘。その上で、「免震構造だと安心して家具の固定なんかをしないとか、そうなると本当に思わぬ被害を受けるという可能性があります」と、油断が大きな被害につながる危険性を訴えた。

具体的な対策として、キャスター付きの家具は使用しない時にストッパーをかけること、そして棚などの家具をしっかりと固定することの重要性を改めて語った。東日本大震災の際には10分以上も揺れが続いた例もあり、遠くの地震だからと安心せず、日頃からの備えがいかに大切であるかを考えさせられる放送となった。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。

免震構造でも油断禁物。長周期地震動への正しい備え方 | PodcastTimes