調査報道が拓く未来と地方メディアの挑戦
- 58|【特別編】共同通信若手記者 「あな特」生みの親に聞く!
- 西日本新聞 あな特Podcast
- 17分49秒2025年12月4日
西日本新聞のポッドキャスト番組「西日本新聞あな特Podcast」の収録現場に、ゲストとして共同通信社の若手記者4名が登場した。
番組では、読者からの調査依頼に応える課題解決型調査報道「あなたの特命取材班」の生みの親である坂本信博記者を交え、報道の未来について熱いジャーナリズム談義が繰り広げられた。
社会を動かしたキャリア決済の報道
坂本記者が最も印象に残っている報道として挙げたのは、スマートフォンのキャリア決済をめぐる詐欺被害の補償問題である。
当時、クレジットカードと異なり補償制度がなかったこの問題に、「あなたの特命取材班」への調査依頼をきっかけに光を当てた。
なりすましで被害に遭ってしまった、泣き寝入りするしかないんでしょうかという切実な声から取材が始まったと振り返る。
この報道が社会を動かし、NTTドコモをはじめとする大手キャリアが過去に遡って補償する制度を導入するに至ったという。
坂本記者は、依頼者から届いたお礼の手紙を未だに机のマットの下に置いて、つらい時は読み返すと語り、報道への情熱を滲ませた。
若手記者が感じた「あなたの特命取材班」の衝撃
一方、ゲストの若手記者たちも「あなたの特命取材班」の記事に強い関心を寄せていたようだ。
佐藤凛大郎記者は、あな特と知らずにネットなどで記事が回ってきて、よく見たら西日本新聞の記事だったということが結構多いと、その影響力の広さに驚きを隠さない。
特に、SNSで話題となったボンタンアメの記事は印象深かったという。
白鳥礼珠記者は、大学生と協力して利尿作用を抑える効果を検証した取材手法に触れ、SNSが発端で話題になって、その後しっかり記事にするために取材していくのがすごいと語った。
記者として、ああいうことをやってみたいと思いましたと、西日本新聞あな特Podcastの収録で憧れの眼差しを見せた。
困っている人がいる、それだけでニュース
西日本新聞あな特Podcastで語られたユニークな点は、特定の取材班を置かず、記者全員が手上げで取材できる仕組みにある。
困っている人がいるというだけでもニュースだということが、活動を始めて分かったと坂本記者は、この取り組みがもたらした報道価値観の変化を明かす。
答えが分からなかったとしても、これだけこういうことで困っている人がいると伝えるだけでも我々の報道の役割はあるという言葉は、報道の新たな可能性を示すものだ。
今後は全国のメディアと連携するJODパートナーシップをさらに強化し、専門紙なども巻き込んだ多重的なネットワークの拡大を目指していくと力強く宣言した。
この日の西日本新聞あな特Podcastの収録は、若手記者にとっても大きな刺激となったに違いない。
- 58|【特別編】共同通信若手記者 「あな特」生みの親に聞く!
- 西日本新聞 あな特Podcast
- 17分49秒2025年12月4日
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。