少年サンデー大塚氏、酔った勢いで掴んだ小学館への転職

2025年12月4日

株式会社玄石の代表取締役・石井玄がパーソナリティを務めるPodcast番組『滔々話』に、週刊少年サンデー編集部の大塚健太氏がゲストとして出演。前回に引き続きの登場となった大塚氏が、出版社での壮絶な20代の思い出や、漫画編集者としての熱い矜持を赤裸々に語った。

酔って骨折を繰り返した壮絶な過去

番組では、大塚氏の20代の働きぶりからトークが展開。出版社に入社した当初は、業界全体が過酷な労働環境にあった時代だったという。大塚氏は「2015年とか16年ぐらいの時に、ほぼ全社的に多分業界的に労基署が入って」「そこまでの間は本当多分100時間以上の残業みたいなのを毎月ずっと続けるとかっていう、ひたすら物量に押しつぶされそうな中頑張るみたいな感じでしたね」と当時を振り返る。

そんな多忙な日々の中、大御所の作家に連れられて飲み屋のはしごを体験したことがきっかけで、酒の魅力に目覚めたことを明かした。「本当30分で1軒ぐらい1杯2杯飲んで次の店行ってみたいな、飲み屋のはしごみたいなのを最初に連れてってもらった時に、これなんて楽しいんだみたいな」と語り、そこから一人でも飲み歩くようになったそうだ。

しかし、楽しいだけでは終わらないのが大塚氏のすごいところ。「酔って転んで骨折ってみたいなの繰り返してますね」と、酒に酔っては転んで大怪我を繰り返していたという衝撃の事実を告白した。

その内容は「肋骨、ヒビですけど肋骨は4、5回やってて、あと肘とかに関してはもう完全に肘の先っぽの骨が外れちゃうような骨折で」と、手術や入院を伴うほどの壮絶なものであった。石井氏から「なんで懲りないんですか?」と問われると、当時担当していた大御所の作家の存在が大きかったと説明。

骨折を報告すると大爆笑されたそうで、「この人笑ってくれるとちょっと嬉しいなみたいなのもあったんで、またやっちゃいましたあの日転んでとかって言うと、その人異様に喜ぶんで、そのためにみたいなのはありましたね」と、驚きの理由を打ち明けていた。

酔った勢いで掴んだ小学館への転職

そんな破天荒な20代を経て、30歳で小学館への転職を決意。そのきっかけは、知人が「ずっと芸人に憧れてたんで」「会社辞めてNSC入ります」と、自身の夢に向かって大きな決断をしたことに刺激を受けたことだった。

その話を聞いた日の帰り、「ちょっと1回出してみようかなと思って、帰って酔っぱらいながら出したらそれが通ったんで」と、なんと酔った勢いでエントリーシートを提出したという驚きの事実を暴露。

さらに、提出した内容を一切覚えておらず、面接では「こういうことが書いてあるけどって言われたんすけど、内容全く覚えてないんで、はい、そうですねとか言って。そんなことよりみたいな」と、話をごまかしながら必死に乗り切ったという。この大胆不敵な行動力で、大塚氏は見事、大手出版社への転職を掴み取ったのである。

担当作家への熱い想いを語る

現在は週刊少年サンデー編集部に所属し、同編集部のPodcast番組『少年サンデーのフキダシ』ではMCも務める大塚氏。番組では、編集者としての仕事に対する熱い想いを語る場面もあった。

自身の野望を問われると、「できれば別に僕が担当した作家さんは全員一生分ぐらいお金稼いで安心していきてほしいなと思いますね」と断言。

「保障がなさすぎるんで、その個人で作家をやるということに対して。だから、食えるようになってほしいなとか、そういうのだけはずっと思いますね」と、不安定な立場にある漫画家への強い責任感をにじませた。

自身のアイデアで作品が面白くなるという考えには否定的で、「それで売れなかった時に、売れますけど、すいませんみたいな。僕は明日も美味しくご飯食べれますけど、何々さんは明日から無職すもんねみたいな。そんなやつやばすぎるなっていう感じですね」と、編集者と作家の立場の違いを冷静に分析。あくまで作家に寄り添い、経済的な成功をサポートすることに全力を注ぐというプロフェッショナルな姿勢を示した。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。