消費税ゼロは「争点潰し」高市一強の政権運営

高市首相、圧勝後初会見 巨大な政権基盤は何に使われるのか|2026年2月10日収録
聞く西日本新聞
54分4秒2026年2月12日

ポッドキャスト番組『聞く西日本新聞』が2月12日に配信された。番組では、先の衆院選で歴史的な大勝を収めた自民党・高市早苗首相の記者会見(9日開催)について、ベテラン記者の植田祐一編集局次長らがその舞台裏を鋭く分析する。

高市氏が徹底した「表情管理」の裏側

会見での高市氏について、植田氏は「笑顔を見せて『なんでそんな能天気な顔をしているんだ』と言われないよう、しっかり表情管理をしていた」と指摘。巨大な民意を厳粛に受け止める姿勢を徹底していたという。これは2005年の郵政選挙で圧勝した小泉純一郎元首相が、会見で一度も笑わなかったエピソードとも重なる。あまりに巨大な民意に対し、リーダーが一種の「たじろぎ」や責任の重さを感じている心理を読み解いた。

野党の争点を奪う「抱きつき作戦」

注目すべきは「2年限定の飲食料品消費税ゼロ検討」などの政策である。これらは本来、野党が掲げていた主張に近いが、高市氏はあえてこれらを取り込んだ。植田氏は「野党の政策への『抱きつき作戦』というか、争点潰しというか。安倍元首相と似たような政治手法だ」と語る。対立軸を消滅させ、政権基盤を盤石にする老練な戦術が浮き彫りとなった。

中国をあえて外した外交の「安全運転」

外交面では、米国やインド太平洋諸国との連携を強調する一方、冒頭発言で中国に一切触れなかった点が物議を醸している。これについて植田氏は「意図的ですね」と断言した。質疑応答でも用意された答弁を読み上げる姿に対し、「はみ出さないように言っている。安全運転だ」との評価を下す。懸念される日中関係の安定化に対し、自身の言葉による熱のこもった発信が欠けた点への物足りなさも指摘した格好だ。

かつての重鎮たちが次々と落選し、野党が壊滅的な状況にある中で始まった「高市一強」体制。今後、この強大な権力を何に使うのかが厳しく問われている。

高市首相、圧勝後初会見 巨大な政権基盤は何に使われるのか|2026年2月10日収録
聞く西日本新聞
54分4秒2026年2月12日

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。