LINEヤフー早期退職に即応募をおすすめ　退職金の税金対策に仰天の現物支給案

人気Podcast番組「ドングリFM」で、パーソナリティを務めるなつめぐ氏となるみ氏が、LINEヤフーの「ネクストキャリア支援制度」について議論を交わした。番組では、高額な税金がかかる退職金問題に対し、会社と従業員の双方が幸せになる驚きの代替案が飛び出すなど、ユニークなトークが繰り広げられた。

ポンコツ時代の仰天「乗り切り術」

番組序盤、リスナーから寄せられた「乗り切ったエピソードはありますか？」というお便りをきっかけに、なつめぐ氏が自身の「ポンコツだった時代」の仰天エピソードを告白した。仕事を終わらせていないまま定例会議に臨んだ際の乗り切り術について、「アジェンダの真ん中ぐらいに自分のターンがあるとすると、前半でめっちゃ話膨らますんです。

そうすると、自分の番が来る前に『あ、もう時間だ』ってなって。『乗り切ったー！』っていうのを、結構、週1の定例で毎週やってましたね」と驚きの手口を明かした。さらに、その時間稼ぎのために「どういう角度で膨らませるかなって、3、4時間かけて」準備していたという本末転倒な事実に、相方のなるみ氏も思わず「その時間で仕事しろよ、本当に」と的確なツッコミを入れる展開となった。

早期退職制度に「1年遊びなよ」

話題は、LINEヤフーが40歳以上を対象に早期退職を募集しているというニュース（後に「ネクストキャリア支援制度」と判明）へと移っていく。

この制度に対し、なつめぐ氏は極めてポジティブな見解を示した。年収の2年分ほどのまとまった退職金がもらえることについて、「社会人22歳から40歳までの18年間でね。その時にいいじゃん、1,000万ぐらいもらって1年遊びなよと」と持論を展開。

さらに、「長い社会人人生、いいんじゃない？そんぐらいあってもいいじゃん」「ずっとやってみたかったことやりなよ」と語り、これまで時間がなくてできなかった海外旅行や自己投資に使う絶好の機会だと力説する。

税金対策？仰天の「現物支給」案

しかし、なるみ氏が「すげえかかるんですよ、それがまた」と指摘したように、退職金には高額な税金が課されるという現実が立ちはだかる。

この問題に対し、なつめぐ氏は「現物支給」という奇抜なアイデアを閃いた。そして議論は白熱し、最終的に「Yahoo!ショッピングのバウチャー1,000万円分出ればいいんだね」という具体的な代替案を提言。

この方法なら、退職者は税金で差し引かれることなく満額を活用でき、会社側も自社サービスの流通総額（GMV）が上がるというメリットがある。なつめぐ氏は「従業員減らしてるのにGMV上がるんだよ」「みんなハッピー」と、このWin-Winの関係性を熱弁。

これにはなるみ氏も「それ最高だな」と大いに同調し、スタジオは非常に盛り上がった。最終的に、もし自分がこの制度の対象なら「僕ならサクッと辞めるけどね」と締めくくり、終始前向きな姿勢を見せていた。