秋元康隆が語る倫理学者と研究者の違い
- 「意志」なき研究者に未来はない #175
- ゆる哲学ラジオ
- 35分24秒2026年5月30日
ポッドキャスト番組「ゆる哲学ラジオ」に、倫理学者の秋元康隆がゲスト出演した。学問のあり方について持論を展開した秋元は、自らを「哲学者」ではなく「倫理学者」と称する。その背景にある「生き方」への姿勢を明かした。
自分の立場を語るのが「学者」
秋元は、哲学者と哲学研究者の違いを定義する。研究者が「他人の立場」を語るのに対し、学者は「自分の立場」を考えるという。解釈に留まる研究者は多いが「主体的な立場まで踏み込むべきだ」と主張。大学教員の多くが研究者である現状について、客観的な対象だけを扱う方が「楽だからではないか」と指摘した。
学問の不誠実さを鋭く批判
秋元は、研究費獲得のために「真理の探求」という言葉を隠れ蓑にする不誠実さを批判。個人的な趣味を建前で正当化する態度に危機感を抱いている。研究の目的についても「結果ばかり追う今の世の中に、内面に目を向ける考えを広めたい」と真摯に語った。
会社員から研究者への異色の道
高校卒業後に一般企業へ就職したが、自問自答の末に20歳を過ぎてから大学へ入学。この経歴に、共演者の浦下拓巳も自身の経験を重ねて涙した。秋元は「回り道は必ずしもマイナスではない。だからこそ気づくことがある」と語り、最後は「生徒が相談に来てくれる。それがいい先生」と笑顔を見せた。
- 「意志」なき研究者に未来はない #175
- ゆる哲学ラジオ
- 35分24秒2026年5月30日
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