むなかったん・あらた、未来のベストナイン選出に大興奮

RKBホークス応援団長として知られるむなかったんあらた氏がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「むなかったんあらたの熱血！マンデー野球塾」が配信された。今回は、福岡ソフトバンクホークスが見事日本一に輝いたという架空の2025年シーズンオフを舞台に、発表されたばかりのパ・リーグベストナインについて熱弁を振るう展開となった。

豪華選手集結のオフイベントを告知

番組冒頭、あらた氏は自身がMCを担当する恒例のオフイベント「ホークスキャラバン2025」の日程を発表した。12月6日の野村勇選手を皮切りに、海野隆司選手、尾形崇斗投手、松本晴投手、川瀬晃選手と、シーズンを沸かせた選手たちが続々登場することを告知。

今季急成長を遂げた野村選手を「最下位から1位への駆け上がりは野村勇選手の活躍なくしてはなかった」と称賛し、捕手の海野選手については「日本一、裏のMVP、影のMVPと言われてますが、僕は表のMVPだな」と高く評価し、トークショーへの期待を寄せた。

さらに、12月18日には和田毅投手と元楽天監督の平石洋介氏が出演するトークショーも開催されると明かし、ファンにとってはたまらないオフシーズンの到来を告げている。

鷹から5名選出！ベストナインに歓喜

番組のメインテーマは、2025年シーズンのパ・リーグベストナインの発表。ホークスから5名もの選手が選出されたことに、あらた氏の興奮は最高潮に達した。まず投手部門で選ばれたリバン・モイネロ投手について、MVPとのダブル受賞を祝福。「先発に転向してから圧倒的な数字を残し続けている。もう今はね、僕、はっきり言って日本最強のピッチャーだと思っております」と最大級の賛辞を贈った。

二塁手部門では、首位打者とゴールデングラブ賞にも輝いた牧原大成選手が選出。「守備もできて足も速くてバッティングも良い。全てを兼ね備えたそんな野手」と絶賛し、「ユーティリティ賞とかあったら全部牧原選手が持っていくぐらいすごい選手」と、その圧倒的な万能ぶりを称えている。

外野手部門からは柳町達選手と周東佑京選手の2名が選ばれた。交流戦MVP、最高出塁率のタイトルも獲得した柳町選手には、「この選手がいなければこの日本一はなかった」と、大ブレイクのシーズンを回想。選手会長として2年連続受賞となった周東選手には、「自分が心でも気持ちでも声でも、そして技術でも引っ張ると。それを見せつけたかのような受賞」だと、その卓越したリーダーシップを讃えた。

超大型新人や好敵手の受賞にも言及

あらた氏の野球愛は他球団の選手にも向けられた。特に注目したのは、遊撃手部門で新人ながらベストナインに輝いた楽天の宗山塁選手だ。「1年目ですかね、これ。での受賞というのは、とんでもなくすごいこと」と驚きを隠せない様子で、「源田選手と並んで、日本で1、2番に守備がうまい選手」とその才能を絶賛した。

また、ライバル球団の主軸についても言及。DH部門で2年連続受賞となった日本ハムのレイエス選手に対しては、「もう何度も苦しめられましたね、今年。もうレイエス怖すぎ、レイエス怖すぎと」と、敵として感じた脅威を赤裸々に告白。そうそうたる顔ぶれが並ぶ中で、ホークス選手が多数受賞したことに「やっぱりホークスファンとしてはたまらないな」と、一人のファンとしての喜びを噛み締めていた。番組ではこのほか、リスナーからの質問に答えるコーナーもあり、熱気あふれる放送を締めくくっている。