坂本真綾、デビュー30周年を回顧 子育ての悩みも告白

2025年12月12日

歌手で声優の坂本真綾がパーソナリティを務めるラジオ番組『坂本真綾のビタミンM』(BAYFM)にて、デビュー30周年を目前にした心境や、現在奮闘中の子育てについて語る一幕があった。同世代のファンからのメールをきっかけに、自身の歩みを振り返りながら、ファンとの温かい交流を繰り広げた。

デビュー作『エスカフローネ』30年の感慨

番組には、坂本と全く同じ1980年生まれだというファンからメールが寄せられた。デビュー作であるテレビアニメ『天空のエスカフローネ』以来のファンで、子育てが落ち着き、来年開催される30周年記念ライブに初参加できるという喜びの報告だ。これに対し坂本は、自身は高齢出産だったため子育てはまだ落ち着かないと明かし、「全くまだ落ち着かないんですが、子育てが落ち着くっていったい何歳のことを言うんでしょうか」と、同じ親としての素直な心境を吐露した。

来年デビュー30周年を迎えることは、同時に『天空のエスカフローネ』の放送から30年が経つことも意味する。坂本は当時を振り返り、15歳の現役高校生がヒロインを務めることは珍しく、大きなプレッシャーがあったと回顧。最近、同作の監督である赤根和樹氏と再会した際に、当時の苦労話を聞いたと語る。

「何十年も経って改めて周りの人の苦労がわかるっていう感じがします」と、自身を支えてくれたスタッフへの感謝を口にした。さらに、当時の制作陣が30歳前後という若さで、野心を持って作品作りに挑んでいたことを知り、「すごい良いところに参加させてもらってたなあっていう風にしみじみ思っております」と、デビュー作に巡り会えた奇跡を噛み締めている様子であった。

4歳のお気に入り曲に「本当に嬉しい」

番組では、月間テーマ「〇〇な坂本真綾の一曲」に寄せられたリスナーからのメールも紹介された。あるファンから「やる気が出る一曲」として挙げられた「トワイメライ」については、作詞に苦労したエピソードを披露。「ロケットが発射していくようなイメージ」で制作したと、その舞台裏を明かした。

また、4歳の娘を持つファンからの心温まるエピソードには、母親としての顔をのぞかせた。娘が歯磨きを嫌がるため、坂本の曲を聴きながら歯磨きをするのが日課になっているという。この報告に、坂本は「なぜ子供ってあんなにも歯磨きを嫌がるんでしょうか」と深く共感。

自身の楽曲が親子の習慣に役立っていることに対し、「そこに私が役に立てているっていうことが本当に嬉しいです」と、喜びをかみしめた。娘が「紅茶」や「序曲」といった大人びた曲をリクエストするという話には、「渋い。4歳、趣味が渋いですね」と驚きつつも、その感性を楽しんでいるようだった。

ファン提案の「推し活グッズ」に興味

2026年4月に開催される30周年記念ライブのグッズに関する話題では、ファンからのアイデアに興味津々の姿勢を見せた。「アクスタ(アクリルスタンド)が入るポケットが外側についているトート」という具体的な提案には、「ふむふむふむと。これは今、事務所のスタッフと『ほうほうほう』って言いながらこのメールを読んでいました」と、スタッフ共々前のめりで検討していることを告白。

昨今の「推し活」文化の広まりを踏まえ、「どうせなら実用的な良いものをね、作ってみたいような気はしております」と、商品開発に意欲的な一面をのぞかせた。その一方で、自身は100円ショップで購入したリメイクキットを結局使わずに終わってしまったという失敗談も語り、「みんな本当にマメだなと、見習わなきゃいけないなと思います」と締めくくり、スタジオの笑いを誘った。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。