GLAY・TERU、初プロデュースイベントの苦労と手応え語る

2025年11月19日

ロックバンド・GLAYのTERUがパーソナリティを務めるラジオ番組「TERU ME NIGHT GLAY」(BAYFM)で、自身が初めてプロデュースを手掛けたイベント「アートな夕べ in 函館」について語った。故郷・函館で開催されたこのイベントは、TERUの想いが詰まった特別なものとなったようだ。

番組冒頭、TERUは「いやー、準備が本当に大変だったんですけども、スタートしてみたら、もうあっという間に終わってしまいました」と安堵の声を漏らし、無事の終了を報告。函館まで足を運んだファンに向けて、心からの感謝を伝えた。

豪華ゲストと創り上げた唯一無二の空間

今回のイベントは、ベネチアングラス作家で小説家の土田康彦氏が主催する「アートな夕べ」を、TERUがプロデュースする形で実現した。「函館でできるエンターテイメントの最高峰のものを作ってみたい」という想いから、食文化、芸術、音楽、文学という4つの要素を融合させた内容で構成されている。

イベントの核となったのは、土田氏の小説『追憶の寿司職人』の朗読会。この大役を担ったのは、声優界のレジェンドである井上和彦と平田広明だ。TERUは「その道のプロに担当してもらおう」という自身の提案で、大好きな声優である2人に参加を依頼したと明かした。

さらに、音楽パートはTERU自身とシンガーソングライターのYORI-KA(azumi)らが担当。食文化は函館の若き飲食チーム「NO NAME」が和食で来場者をもてなし、芸術パートでは華道家によるフラワーアートが会場を彩ったという。そして、TERUが「函館でオペラを聴いてほしい」と熱望し、オペラ歌手の藤井泰子氏が圧巻の歌声を披露。各界のプロフェッショナルが集結した、まさに豪華絢爛な祭典であった。

初プロデュースの苦労とイベントへの手応え

初めてイベントの総合プロデュースに挑んだTERUは、「キャスティングも全部自分でやったし、あと、テーブルのフラワーアートとかもそうだし」と、映像制作から人選まで多岐にわたる業務を手掛けたことを告白。その上で、「本当に自分が信頼できる人たちを集めてやれたイベントだった」と振り返り、大きな手応えを感じている様子を見せた。

イベント終了直後には共演者へのインタビューも行われ、朗読を担当した井上和彦は、不慣れな関西弁の役作りに「うちのデスクが関西の人なんで、一回ちょっと読んでもらって、それ聞きながら、やらせていただきました」と、プロとしての真摯な姿勢をのぞかせた。イベントの主催者である土田康彦氏も「そこがもう明確に現れて、それこそがこうワンランク上のアートな夕べになっている」と、TERUのプロデュースを絶賛し、大満足の表情を浮かべている。

故郷への想いを胸に、次なるステージへ

リスナーからも「文学、音楽、芸術、食文化のハイレベルなものを経験でき、自身初の函館遠征は、大満足のものとなりました」といった絶賛のメッセージが寄せられ、TERUは「なんかすごく嬉しい感想ですね」と喜びを噛み締めた。

今回の成功を受け、「このアートの夕べで学んだことを函館のね、そういった飲食もあり、朗読もそうだけども、オペラもそうだし、音楽もそうだし。そういったジャンルにとらわれずにやれる、みんながこう楽しめる空間をたくさん作っていけたら」と、今後の函館での芸術祭開催にも意欲を燃やしている。

また、自身のソロプロジェクト「Live at Home」についても言及。コロナ禍に配信から始まったこのライブが、12月には東京ガーデンシアターという大規模会場で開催されることに触れ、「Live at Homeこそなんかそういった(アートな夕べのような)可能性があるんじゃないかなと思ってる」「Vol.10は函館かな、これ」と、故郷での開催に想いを馳せた。

ポッドキャスト限定のアフタートークでは、イベントの打ち上げで高校時代にお世話になったライブハウス「あうん堂」に仲間たちと集い、セッションや朗読の真似事をして大いに盛り上がったという裏話を披露。「一つの大きなイベントを終えて、みんな仲間で集まって、バカ騒ぎができるのは本当にいい環境だなと、はい、思いました」と語ったTERU。故郷での大仕事を見事に成し遂げた充実感をにじませていた。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。

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