国連ハビタット本部長、壮絶な海外子育てと意外な趣味告白

2025年12月1日

RKBアナウンサーの下田文代がパーソナリティを務めるラジオ番組『下田文代 リーダーズストーリー』に、国際連合人間居住計画(国連ハビタット)アジア太平洋地域統括福岡本部の本部長を務める石垣和子氏がゲストとして登場。華麗なるキャリアの裏に隠された、海外での壮絶な子育て奮闘記や意外なプライベートについて赤裸々に語った。

「気がついたらここに」国連本部長への道のり

番組冒頭、国連ハビタットの活動について説明した石垣氏。アジア太平洋地域では急速な都市化に対しインフラ整備が追いつかず、劣악な住環境や災害に苦しむ人々が増加しているという深刻な現状を報告した。

パーソナリティの下田アナから「お若い時から国際的なお仕事を志していらっしゃったんでしょうか?」と問われると、「いえ。最初は全くそういったことは考えておりませんでした」と意外な過去を明かした。

石垣氏の前職は、なんと日本の国土交通省。若い頃に留学した経験から英語が話せるようになり、省内の国際部門に配属されたことが転機となった。

目の前の仕事に一つ一つ真摯に向き合う中でキャリアを積み重ね、「一つ一つ、目の前の仕事を私なりに一生懸命やっていったところが少しずつステップアップして、そして今この、非常に本部長という大事な職だと思っておりますけども、ここにたどり着いたというところかと思います」と謙虚に述懐。輝かしい経歴は、日々の努力の賜物であった。

海外での子育て奮闘記、壮絶な過去を赤裸々告白

キャリアを語る上で欠かせないのが、海外での勤務経験だ。東日本大震災後、防災の重要性を痛感していた石垣氏は、スイスのジュネーブにある国連防災事務局で働くことを決意。しかし、当時娘はまだ小学校中学年。ここから、仕事と子育てを両立させるための壮絶な日々が始まったのである。

「国連は、とっても出張が多い組織なんですね。で、そのたんびにですね、娘をどうするかっていうのは結構悩みました」と、当時の苦悩を吐露。さらに追い打ちをかけたのが、現地の環境だ。「スイスっていう国はベビーシッターも恐ろしく高いものですから。で、また娘が日本食しか食べられなかったものですから」と、金銭面や生活面での具体的な困難を告白した。

この危機を乗り越えるため、「東京からおじいちゃんおばあちゃんを呼んだりですとか、あるいはもう娘の、お友達のお母様にお願いしたりですとか」と、国境を越えてあらゆる人の手を借りたという。

石垣氏は、「本当に様々な方にお世話になりながら、なんとかこなしてきたというところかと思います」と、周囲への深い感謝を込めて当時を振り返った。

意外な趣味は登山!日本百名山制覇を目指す

様々な苦労を乗り越え、現在は本部長という重責を担う石垣氏。異なる組織の幹部職というポストに「本当に最初は不安しかございませんでした」と正直な心境を語りつつも、「日本の組織の中で培ったマネジメントの経験ですとか、そういったものがですね、しっかり普遍的に生きてくるということを今実感しております」と、これまでのキャリアが大きな支えとなっていることを力強く語った。

そんな多忙な日々を支えるリフレッシュ方法が、意外にも「登山」であると明かした。「私はですね、登山、コロナの時から登山にハマっておりまして」と楽しそうに語る石垣氏。「日本百名山登りたいと思って少しずつ制覇を」と壮大な目標を掲げており、九州の阿蘇山や九重、福岡の宝満山などもすでに登頂済みという健脚ぶりも披露。

自然の中で過ごす時間が「本当にそれが一番心のリラックスになってると思います」と語り、仕事もプライベートも全力で楽しむアクティブな一面をのぞかせた。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。