坂本真綾、18年前の主演作の台湾公開に驚き

2025年12月19日

声優、歌手として活躍する坂本真綾がパーソナリティを務めるラジオ番組『坂本真綾のビタミンM』(BAYFM)で、ファンからのメールをきっかけに自身のキャリアや近況について語った。プラネタリウムのナレーションから、18年の時を経て海外で公開される主演映画、そして縁の深い街でのイベントまで、多岐にわたる話題でファンとの交流を深める放送となった。

進化するプラネタリウムと子育ての発見

番組冒頭、リスナーから自身がナレーションを務めたプラネタリウム作品『UYUNI -天空の鏡・ウユニ塩湖-』の感想メールが紹介された。これをきっかけに坂本は、最近のプラネタリウムの目覚ましい進化について語り始める。「最新のプラネタリウムの機械って、もうこんなちっちゃいので、ぽちっと真ん中に置いてあるような感じ」と、技術の進歩に驚きを示した。

自身も『Fate/Grand Order』とのコラボ作品や、アロマと連動した大人向けのヒーリングプログラムなど、数多くのナレーションを担当してきたと振り返る。一方で、現在は子育ての真っ只中であり、これまでは縁のなかった未就学児向けのプログラムに足を運んでいると明かした。

そこでの新たな発見について、「子供なんてそんな香りだとか、映像とか、もう本当にそういうところじゃなくて、生の解説員さんが矢印で、『あ、矢印がこっちの方に行くよ』みたいなこと言うだけで大喜びなわけですよね」とコメント。子供たちの純粋な反応の面白さを新鮮に感じている様子である。

18年の時を経て『空の境界』が台湾で公開

続いて、台湾のファンから届いた一通のメールに、坂本は「知らなかった」と驚きの声を上げた。それは、2007年に日本で公開された坂本の主演映画『空の境界 第一章 俯瞰風景』が、18年の時を経て台湾で初めて劇場公開されたという報告であった。「もうほぼ20年前じゃないですか。18年。私、あれから18歳年取ったの?へえっていう。ついこの間のことのようですけれどもね」と、時の流れの速さに感慨深い表情を浮かべる。

同作は、今や『鬼滅の刃』で世界的に知られるufotableが制作を手掛けており、「当時からすごいアニメのその映像のクオリティがすごくて」「多分18年経っても全然古くなっていないんじゃないかな」と、作品が持つ普遍的なクオリティの高さを改めて強調した。

また、公開当時の思い出として、舞台挨拶で観客から心のこもった拍手を受け、「『ああ、この作品は成功しているな』っていうか、みんなに受け止められたんだなっていう風に実感して、舞台挨拶で感動したっていうのもね、いい思い出です」と、自身のキャリアにおける重要な一作であったことを振り返った。

縁の地・板橋区での謎解きに大喜び

さらに、長野県在住のファンからは、坂本がナレーションを務めた『チ。-地球の運動について-』と東京都板橋区のコラボAR謎解きイベントに参加したという詳細なレポートが寄せられた。

ファンが2日がかりで謎を解き明かしたという熱心な報告に、坂本は「よかったね、企画した人が泣いて喜ぶようなメールですよ。同じ文面でいいので板橋区に送ってあげてくれる?」と大喜び。企画関係者への配慮を見せる一幕もあった。

自身もラジオ番組で紹介したことのある喫茶店「ピノキオ」や、the band apartのイベントで訪れたことがあるなど、何かと縁のある板橋区。この企画を通してファンが区の歴史や魅力に触れたことに、満足げな様子を見せた。

そして話題の最後には、the band apartのベーシスト・原昌和が作曲した自身の楽曲「coming up」を選曲し、ファンを喜ばせた。長年のファンとの温かい交流を大切にしながら、デビュー30周年に向けて精力的に活動を続ける坂本の姿が印象的な放送であった。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。