HKT48出待ち男が凶行、無差別殺傷を計画か

2025年12月25日

福岡市の商業施設周辺で今月14日、アイドルグループHKT48の出待ちをしていた男が警備スタッフと通行人の女性、あわせて2人を刃物で刺す衝撃的な事件が発生した。逮捕されたのは糸島市在住の山口容疑者。HKT48の熱心なファンだったという男の凶行は、計画的かつ強い殺意を伴うものだったことが明らかになりつつある。

警備員の注意に逆上し凶行か

事件が起きたのは14日の夕方17時頃。現場は、みずほPayPayドームに隣接する商業施設「BOSS E・ZO FUKUOKA」の関係者用エレベーターホールであった。山口容疑者はこの場所でHKT48メンバーの出待ちをしていたところ、警備スタッフから「ここは関係者用で出待ちはできません」と注意を受けたという。すると容疑者は突如、催涙スプレーのようなものを吹きかけ、無言のままスタッフの胸部を刃物で刺した。

さらに容疑者はHKT48劇場方面へ逃走し、その途中で別のアイドルのコンサートを終えて友人と待ち合わせていた27歳の女性の背中を刺し、そのまま現場から姿を消すに至った。この場所は、一部のファンの間でメンバーや関係者が出入りする場所として知られていたようだ。

「犯人は私だ」不可解な110番通報

犯行後、山口容疑者の取った行動は不可解なものであった。現場に自身の高級車を放置したまま公共交通機関で逃走したとみられる容疑者だが、事件翌日の15日未明、春日市内のコンビニエンスストアから自ら110番通報。「事件を見た」と目撃者を装って話し始めたが、約3分間の通話の最後には「犯人は私だ」と告げて一方的に電話を切った。

警察が通報元の公衆電話を逆探知してコンビニに急行したところ、容疑者は店内に留まっており、逃げる素振りもなく確保されている。自首とも言えない奇妙な行動は、当時の容疑者の混乱した精神状態をうかがわせる。

「誰でもよかった」計画性と殺意

逮捕後の取り調べで、山口容疑者は犯行に至った動機について衝撃的な供述を始めている。「殺そうと思って刺した」と明確な殺意を認めているほか、「HKTのメンバーを複数狙っていた」「誰でもよかった」などと話し、無差別的な犯行を計画していた可能性が浮上した。

その計画性を裏付けるように、凶器となった刃物とスプレーは、事件の2日前に県内の量販店で購入していたことが判明。さらに事件前日の13日にも、現場周辺で出待ちをする姿が劇場のスタッフに確認されていた。警備スタッフからの注意が直接的な引き金になった可能性はあるが、それ以前から強い殺意を抱き、犯行の機会をうかがっていたことが推察される。

経済的困窮と歪んだファン心理

山口容疑者は、HKT48劇場のスタッフの間では知られた存在であった。年間100回以上も劇場に足を運ぶほどの熱心なファンだったという。逮捕時は無職だったが、以前はアルバイトで生計を立て、稼いだ金の多くをいわゆる「推し活」に注ぎ込んでいたことが取材で分かっている。自宅からは大量のアイドルの写真集やうちわが押収された。

その一方で、高級車のローン支払いが滞るなど経済的に困窮していた様子も明らかになった。過度な応援活動と生活の困窮、そして歪んだファン心理が、一方的な期待を裏切られたと感じた瞬間に凶行へと向かわせたのか。被害に遭った2名は幸いにも命に別状はなかったが、今後の捜査で事件の全容解明が待たれる。

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