高速ラップの新基準?ロクデナシ宇宙が示す世代間ギャップ
パーソナリティのミラッキ氏が、1月5日に配信された自身のPodcast番組『ミラッキの帰り道ラジオ』にて、同日リリースされたEPについて言及。そこで出会った新鋭ユニット「ロクデナシ宇宙」の才能に衝撃を受けたと熱弁を振るった。
1曲目で心を掴まれた圧倒的な完成度
BAYFMの生放送を終えた帰り道に収録された同番組。ミラッキ氏は、1月5日にリリースされたロクデナシ宇宙のEP『ロクデナシビギニング』を聴いたと報告。ユニット名は初見だったものの、メンバーの一人である「がーどまん」が、自身がYouTubeでよく見ているMCバトルの常連ラッパーであったことから興味を持ったという。
がーどまんについては、「お姿は見ていましたし、ラップも聴いていました」と以前から認知していたと明かす。しかし、作品として聴くのは初めてだったそうで、そのクオリティに度肝を抜かれた形だ。
特にEPの1曲目『ABCDEFG』に触れ、「まず1曲目で心を掴まれました」と切り出すと、「即興のバトルとは全く違い、フロウにしてもヴァースにしても、トラックと全てが1つの作品として作られていました。その中でのがーどまんさんというのを初めて聴いたのもあり、圧倒されました」と、その完成度の高さを絶賛した。
新世代が持つ驚異のスキルと音楽的背景
『ABCDEFG』を聴いてミラッキ氏が特に驚嘆したのは、そのラップスキルである。自身が「高速ラップ」だと認識していたレベルを遥かに超えるものだったといい、「自分が『超高速』だと感じるものが、彼らにとっては普通の『高速ラップ』ぐらいなのだな、というくらいに口の回り方がすごいんです」と、世代による基準の違いを痛感した様子。
その驚きは、以前Official髭男dismの楽曲を聴いた際の衝撃にも通じるものだと語る。歌い回しの複雑さや息継ぎを感じさせない構成から、「今の20代から30代前半くらいの人は、体の作りや喉の作り自体が違うのではないか」とまで感じるほどのレベルだという。
また、その音楽性の背景には、2010年代の多様なカルチャーの影響があると分析。技巧派バンドやボカロ文化、歌い手文化が隆盛した時代に思春期を過ごした世代だからこそ生まれるサウンドだと指摘した。
ゲスの極み乙女。の名前を挙げつつ、「ラップが好きでラップばかり聴いて育ったとしても、学校にボカロが好きな友人やゲスの極み乙女。が好きな友人がいるような環境で育った人は、作るものが当たり前ですが40代の人間とは違うな」と、その世代ならではのハイブリッドな感性に感銘を受けていた。
故・晋平太への想いを綴った追悼曲
EPを聴き進めたミラッキ氏が、もう一曲特筆すべき曲として挙げたのが、最後の6曲目に収録されている『明日がある』だ。この曲は、2025年11月に逝去したラッパー・晋平太さんへの追悼曲となっている。
ミラッキ氏は、この曲が持つ表現のあり方に深く心を打たれたと語った。追悼曲にありがちな湿っぽさや、逆に照れ隠しで斜に構えた表現に陥ることなく、非常にまっすぐな言葉でリスペクトを捧げている点を「これがかっこいいと思いました」と称賛する。
憧れの存在であった晋平太さんと同じステージに立った思い出などを歌詞にしながらも、あくまで自分たちの作品として昇華させている手腕は見事だという。「自分たちのスタイルを貫き、照れ隠しも言い過ぎもなく、自分たちにしか書けない詞で追悼している点が素晴らしいと思いました」と、その表現力を手放しで褒め称えた。
ミラッキ氏は、ロクデナシ宇宙の楽曲を通して、現代の日本語ラップの進化を再確認したようだ。かつてはダジャレのようだと揶揄されることもあったが、今や日本語の操り方やリズムの乗せ方が格段に進歩し、「聴こうと思えば日本語として聴ける一方で、音楽として成立しているので意味を汲み取らずとも楽しめる」と分析する。
それにより、突っ張ったり照れ隠しをしたりといった余計なものが削ぎ落とされ、よりストレートな作品が生まれやすくなったのではないかと持論を展開。最近、自身の番組で町田ガールズ・クワイアの曲をかけて涙してしまったというエピソードを明かしたミラッキ氏だが、この『明日がある』も涙腺を刺激する一曲であったと告白した。
しかし、そこには単なる感傷ではない、「『一生付き合ってくぜ、晋平太』というメッセージがかっこいいなと思いました」という力強い感動があったと締めくくっている。
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。