刑務所で反省を禁止したら問題行動が激減した話

#12 『刑務所で当事者研究をやってみた』「反省するな!」が刑務所を変える、社会も変える
BIBLIO JAM
16分55秒2026年4月23日

内藤順と首藤淳哉が送るポッドキャスト「BIBLIO JAM」にて、書籍『刑務所で当事者研究をやってみた』が紹介された。本作は、支配と管理の場である刑務所に、自身の生きづらさを仲間と研究する「当事者研究」を導入した記録。シリーズ「ケアをひらく」の一冊として注目を集めている。

支配からケアへの転換

舞台は札幌刑務所。過去に6回の服役経験を持つ「処遇困難者」に対し、従来の懲罰や反省の強要ではなく「今日は何を話したいか」と本人の主体性を引き出す問いかけを継続した。すると問題行動が劇的に激減。内藤は「反省を強要せず、ただ話を聞く場を作ったことで自分の言葉を取り戻した」と語る。

刑務官の葛藤と変化

管理側の刑務官も、当初は戸惑うが一人の人間として向き合い始める。「力でぶつかるのではなく、横に並んで同じ景色を見る姿勢の転換」が、受刑者の殻を破る契機となり、支援側にとっても精神的な救いになったという。

美談で終わらぬ現実

後半では、受刑者が出所後に再犯したという厳しい現実にも触れる。しかし、制御不能な状況を受け入れつつ扉を開け続ける「前向きな無力さ」にこそ本書の真価がある。不寛容な現代で、正しさを強いないケアの技法は、時代を生き抜くスキルになると締めくくった。

#12 『刑務所で当事者研究をやってみた』「反省するな!」が刑務所を変える、社会も変える
BIBLIO JAM
16分55秒2026年4月23日

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。