仕事で使う漫画の名言に共感の嵐。「部長、センスは磨くものですよ」
漫画雑談ポッドキャスト『マンガ760』にて、「仕事でつい使ってしまう漫画・アニメのセリフ」をテーマにした企画が配信され、パーソナリティのさじま氏とにわ氏が、リスナーから寄せられた共感必至のエピソードの数々に大いに盛り上がった。番組では、厳しい仕事の局面を乗り切るための「心の叫び」として使われる様々な名言が紹介された。
にっちもさっちもいかない時の心の叫び
最初に紹介されたのは、島本和彦先生の熱血漫画『吠えろペン』の主人公、炎尾燃が放つ「お前がどうにかするしかあるまい」という一言だ。リスナーからは、後輩からにっちもさっちも行かなくなった状況で相談された際、心の中ではこのセリフを叫びつつも、実際には「そっか、どうすればいいか一緒に考えよっか」と対応するという「令和の先輩」としての葛藤が寄せられた。
これにはパーソナリティも深く共感。さじま氏は「心の中で言いながら、『よし、一旦ちょっとどうしたらいいか考えよっか』って言うね」と、自身も同じように対応するだろうと語った。このセリフをきっかけに、仕事においては最終的に「根性」や誰かが引き受ける「オーナーシップ」が重要になるという、リアルな職場論にまで話が発展する。
努力の証を肯定するナウシカの名言
続いて、農家を営むリスナーから寄せられたのは、『風の谷のナウシカ』に登場する感動的なセリフであった。仕事で手が荒れてしまった日に、作中のおじいさんのセリフ「この手を見てくだされ。(中略)働き者のきれいな手だと言うてくれましたわい」を脳内でフルで唱え、自己肯定感を上げているという。
このエピソードに、にわ氏は「いや、かっこいいよ。めちゃくちゃかっこいい、やっぱ仕事してる人の手ってかっこいいと思う」と絶賛。さじま氏も「アスリートの体を見てかっこいいと思うのと同じ感じする。この道でずっと生きてきたんやなっていうさ」と、仕事によって刻まれた体の変化への敬意を示した。働く人の手や体に現れる「努力の証」の尊さについて、二人のトークは熱を帯びていた。
クレーム対応の心の支えは藍染惣右介
さらに、窓口業務での過酷なクレーム対応を支える言葉として、『BLEACH』の藍染惣右介が放った名言「あまり強い言葉を使うなよ。弱く見えるぞ」が紹介された。これは、心ない言葉を浴びせられる夫が、決して口には出さずに心の中で唱え、笑顔で業務を乗り切っていたというもの。
窓口業務の大変さに共感しきりのパーソナリティ。さじま氏は、自身が理不尽な目に遭った際は「俺にこんなネガティブな感情を抱かせたからには、お前絶対使い倒したるからな」と、笑いのネタとして芸術に昇華させるという独自の対処法を明かした。この話題は、顧客対応の難しさから、現代のサービス業が抱える問題点へと鋭く切り込む展開となった。
「センスは磨くもの」はベテランへの一撃?
番組の終盤では、『ハイキュー!!』の及川徹のモノローグ「才能は開花させるもの、センスは磨くもの」が、まさかの“煽り文句”として紹介され、スタジオは爆笑の渦に。
リスナーからは、「そういうのは若い人がセンスあるから」と仕事を丸投げするベテラン社員に対し、「部長、センスは磨くものですよ」と使うことで、「ただの努力不足」だとダメージを与えられるという活用法が提案されたのである。
その攻撃力の高さに盛り上がりつつも、実際にその言葉を使った後の会議の雰囲気を想像し、「シーンの後どうすんねん、その会議」と心配する場面も。
上司が意見を出しすぎる難しさなど、単純な善悪では語れない組織論にまで話が及び、深い議論を呼んだ。番組ではこの他にも様々な名言が紹介され、漫画の言葉が多くの社会人の心の支えとなっていることが浮き彫りになる放送であった。
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