音楽通のミラッキ氏、謎の新人を「とんでもない」と大絶賛

2025年12月10日

音楽紹介ポッドキャスト「ミラッキの帰り道ラジオ」で、放送作家でパーソナリティのミラッキ氏が、新たに発見したバンド「Trooper Solute」を大絶賛した。同氏は町田ガールズクワイアの定期公演の帰り道に収録した放送回で、「とんでもないものを見つけてしまいました」と興奮気味に切り出し、このバンドの魅力について熱弁を振るった。

吉澤嘉代子きっかけで聴いた衝撃

ミラッキ氏がこのバンドを知ったきっかけは、シンガーソングライター・吉澤嘉代子のX(旧Twitter)のポストだったという。吉澤がフィーチャリングで参加した楽曲『不治 feat. 吉澤嘉代子』を聴いてみたところ、その唯一無二の世界観にすぐさま引き込まれたと語る。特に、楽曲後半の展開には度肝を抜かれた様子。

「途中からいきなり超壮大な展開を見せて、中島みゆきの『時代』のような、と言ったら分かりやすいでしょうか」と、その劇的な構成を大ヒット曲になぞらえて表現した。

1曲の時間が長いことにも気づき、「なんというバンドだ。これはすごいことになってるかもしれないと思って、1曲目からきっちりと聞いていこうという風に思ったわけですね」と、バンドへの興味が一気に高まった瞬間を振り返った。その結果、このEPは「全曲おすすめです」と断言するに至っている。

60年代歌謡曲を彷彿とさせるサウンド

EPの1曲目から聴き進めたミラッキ氏は、その独創的な音楽性を分析していく。1曲目の『野菜生活』について、「サウンドが、加山雄三、ザ・ベンチャーズとか、渚ゆう子とか、60年代のあのテイストがありつつ」と指摘。

さらに、アニメ『セーラームーン』の主題歌『ムーンライト伝説』のイントロ風フレーズが繰り返される点も面白いと述べた。近年の昭和歌謡リバイバルとは一線を画すサウンドだと分析している。

続く2曲目『思考回路』は、ザ・ピーナッツの『ふりむかないで』を彷彿とさせるクセになるリズムとメロディーが特徴的だと語り、「そこついてくるかっていう感じです」と、その着眼点のユニークさに感心した。ベタなレトロ趣味に陥らず、現代的なセンスで昇華している点がポイントであるようだ。

「超ポップなプログレ」と音楽性を分析

EPを通して聴いた同氏は、トルーパー・ソリュートの音楽性を「超ポップなプログレ」と定義した。複雑な曲展開を特徴とするプログレッシブロックの要素を持ちながら、決して難解にならずポップに聴かせる手腕を評価。

自身がかつて愛聴していたバンド「空中戦」を引き合いに出し、「空中戦はとにかく5分でぎゅぎゅっと(中略)まとめてたのに対し、割合このトルーパー・ソリュートは自由にやらせてもらっているんじゃないかな」と、その作風の違いを考察。また、各曲で水戸黄門のオープニングで有名なビブラスラップの音(「カーッ」という音)が効果的に使われている点も、ユニークな魅力として挙げている。

新時代の音楽とフィーチャリングの妙

楽曲の展開はトリッキーでありながら、メロディー自体は非常にキャッチーであることもこのバンドの強みだとミラッキ氏は述べた。特に4曲目の『忘れてしまいそう』は「超ポップなメロディー」「美メロだなと思いました」と絶賛。さらに、参照する音楽が60~70年前の日本の歌謡曲である点を「新しいよな」と高く評価した。

そして、そもそもこの出会いは吉澤嘉代子の参加がなければ生まれなかったと強調。「出会いのきっかけっていうのは、なきゃダメですね。吉澤嘉代子さんをフィーチャーしたことによって、自分みたいな人が聴きに行ったわけで、こういうフィーチャーは大成功かな」と、今回のコラボレーションの意義を語った。未知の才能がリスナーに届く上で、こうした仕掛けがいかに重要であるかを改めて示した格好となった。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。