漫画版ナウシカ未読は前菜で帰るのと同じ
- ♯12 原作漫画版『風の谷のナウシカ』
- 電波でオモロイ純文運動
- 28分43秒2026年6月19日
小説家の松永K三蔵と大原鉄平がパーソナリティを務める「電波でオモロイ純文運動」が配信。今回は、宮崎駿の漫画版『風の谷のナウシカ』の魅力について熱いトークが繰り広げられた。
映画は前菜の途中の状態
冒頭、松永は多くの人が映画版を思い浮かべる中、全7巻に及ぶ原作漫画の重要性を主張する。映画化されたのは2巻の途中までであるため「前菜の途中で帰っている状態」と表現。発売日に初版を購入した大原も深く同意し、今こそ漫画版を語る意義があると熱弁した。
過酷な世界で描かれる慈愛
作品のテーマについて、大原は「純文学のレベルで慈愛を描いている」と絶賛。蟲や巨神兵にすら心を寄せる主人公の姿勢を、坂口安吾の文学に通じる「徹底的な肯定の力」と解釈した。松永も、絶望に直面した際の「人間としてどう生きていくか」という問いが、本作の根底に流れていると力説した。
映画『ガタカ』と通じる哲学
松永は、遺伝子操作社会での不屈の闘いを描いた映画『ガタカ』も紹介し、不条理に抗う人間の強さという共通の哲学を提示。大原は「世界が誠実に書かれている」と振り返った。次回はいよいよ最終回。「純文学とは何か」という問いに挑む。
- ♯12 原作漫画版『風の谷のナウシカ』
- 電波でオモロイ純文運動
- 28分43秒2026年6月19日
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