まちだガールズ・クワイア、木根尚登作曲で意外な名曲と繋がる
ラジオパーソナリティのミラッキが、自身のPodcast番組「ミラッキの帰り道ラジオ」の12月16日配信回にて、コーラスグループ・まちだガールズ・クワイア(通称:町ガ)の新曲について言及。TM NETWORKの木根尚登が手掛けた同曲に隠されたテーマと、約30年前の名曲との意外な繋がりを指摘し、深い考察を披露した。
木根尚登が描く東京タワーからの視点
番組で取り上げられたのは、、まちだガールズ・クワイアがニューアルバム「TIME SLIDER」のリリースに先駆けて配信した新曲「I believe in you 〜未来(きみ)だけを見てる」だ。この楽曲の作詞作曲を、TM NETWORKの木根尚登が担当している。ミラッキは、この曲が単なるポップソングではなく、壮大なテーマを内包していると解説した。
曲中に出てくる「1958」という数字と「12月23日に生まれた」という歌詞は、1958年12月23日に完成した東京タワーを指し示していると指摘し、「東京タワーの視点の歌」であると断言。さらに、タイトルの「君」という部分が、歌詞では「未来」という漢字で表記されていることにも触れ、「未来だけを見てると書いて『君だけを見てる』という曲」だと説明した。東京タワーが過去から現在、そして未来へと、日本の移り変わりを静かに見守り続けてきた様を描いた一曲であると分析してみせた。
世代を超えて繋がる「時間旅行」
この楽曲の持つ重層的な魅力は、テーマ性だけにとどまらない。ミラッキは、楽曲に関わる人々の関係性にも着目している。
作曲した木根は東京タワーが誕生する1年前に生まれており、一方、歌唱する町ガには21世紀生まれの若いメンバーも在籍。この世代を超えた構図について、「作り手と歌のテーマと歌う人、パフォーマンスする人が、まさしくこれも時間旅行。今回のアルバムね、『タイムスライダー』、テーマ時間旅行ということですけども」と語り、楽曲そのものがアルバムのコンセプトを体現していると感心した様子であった。
また、編曲を手掛けたプロデューサーの石田ショーキチによるサウンドも高く評価。往年のファンにはお馴染みのきらびやかな音色に、現代的なトレンドのサウンドを融合させたアレンジは、「きっちりと過去・現在・未来を繋ぐ曲になっている」と絶賛。
町ガの特徴である美しいコーラスワークや、メンバーのソロパートの配置からは、「まさしく未来、ここから先の町田ガールズ・クワイアってどうなっていくのかなっていうワクワクも感じさせる作り」だと、グループの未来への期待を滲ませた。
30年の時を経て生まれた「WOW WAR TONIGHT」の娘
番組のクライマックスは、この新曲と国民的ヒットソングとの驚くべき関連性を紐解く考察となった。
ミラッキは歌詞の一節、「夢を追うことに疲れ ラッシュアワーに飲み込まれ でもそんな人たちが この街を支えてきた」という部分に注目する。東京タワーの最寄り駅の一つである港区・浜松町が、駅の規模に比して利用者が非常に多いビジネス街であり、凄まじいラッシュアワーが発生する場所であると解説した。
この「街」が浜松町だと仮定した上で、パーソナリティが結びつけたのは、H Jungle with tの名曲「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜」である。この曲は、TM NETWORKの小室哲哉が浜松町で着想を得たとされる。木根と小室が同じグループのメンバーであるという点から、一つの大胆な仮説が生まれる。
「流れる景色を必ず毎晩見ている」という「WOW WAR TONIGHT」の歌詞と新曲の歌詞がリンクすると指摘したパーソナリティは、「ここで繋がっちゃうんだなと」と興奮気味に語り、「WOW WAR TONIGHT」の「妹曲がですね、30年後にできたと。まあ娘と言ってもいいかもしれないな、そういう意味では」と結論付けた。
浜松町という土地を介して、二つの楽曲が約30年の時を超えて繋がるという、音楽ファンならではのロマンあふれる考察を披露して締めくくっている。
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。