謎のバンド「めっちゃ美人」EPに衝撃!椎名林檎の再来か
音楽紹介Podcast『ミラッキの帰り道ラジオ』にて、年末に突如現れた注目のバンドが絶賛された。その名は「めっちゃ美人」。2025年12月16日にリリースされた5曲入りのEP『美人ノシカク』について、ミラッキが「衝撃のEP」と語り、その唯一無二の魅力を熱弁している。
型破りなEP構成とギターレスの妙
まずパーソナリティが注目したのは、このEPの型破りな構成であった。EPは5曲入りとされているが、実質的にはそうではないと指摘する。1曲目の『めっちゃイントロ』は、その名の通り2曲目のイントロとして機能しており、メンバーの叫び声からシームレスに2曲目『W.H.A.T』へと繋がる仕掛けとなっているのだ。
この構成について、「サブスクよりもCDで聴いた方が臨場感があっていいのかもしれない」と、フィジカルでの聴取を推奨した。さらに、EPの最後を飾る5曲目『美人とディナー』も、EP全体のアウトロのような役割を担っており、1枚の作品としてのコンセプチュアルな作り込みが窺える。
この独創的なサウンドを生み出している「めっちゃ美人」は、ボーカル、ベース、ドラム、キーボードからなる4人組。特筆すべきは、ギターがいない「ギターレスバンド」である点だ。しかし、そのサウンドは決して薄さを感じさせない、驚きのものとなっている。
遊び心満載のファンキーサウンド
EPの核となる2曲目『W.H.A.T』は、一度聴いたら耳を離れないキャッチーなシンセのイントロから始まる、極めてファンキーな楽曲である。ブリブリと唸りを上げて動き回るベースラインの上で、個性の強いボーカルが躍動。
ギターレスとは思えない音の厚みと躍動感について、パーソナリティは「4人で、ボーカルも含めて、ギターがいるかのような跳ね方、弾け方をしている。4人で5人目を作り出しているような感じ」と分析する。
楽曲の途中では主張の強いキーボードソロが炸裂し、時代に迎合しないバンドの確固たる意志を感じさせると語った。
さらに、楽曲には往年のプロレスファンにはお馴染みのクリエイション『スピニング・トー・ホールド』を彷彿とさせるフレーズが挿入され、続く歌詞には「生きてるってなんだろう?」という一節が登場。これはかつての人気コント番組『笑う犬』のキャラクター、テリーとドリーを意識したものであろうと推察し、その遊び心にも言及。このファンキーさとトリッキーな曲展開の衝撃は、「キンモクセイ以来」だと絶賛した。
衝撃のがなり声!『罪と罰』の椎名林檎を彷彿
このEPの中でも特に強烈なインパクトを放つのが、4曲目に収録された『まれびと』だ。パーソナリティがこのバンドと出会うきっかけになったというこの曲は、祭り囃子のような太鼓のリズムと落語家のような口上から始まる、異色の和テイストナンバーである。
そして歌が始まると、聴く者の度肝を抜くボーカルが炸裂する。その歌唱法を、パーソナリティは「がなる」という言葉で表現。真っ先に思い浮かんだのは、なんと男性ボーカルでありながら、'90年代に衝撃を与えた女性アーティストだったという。
「思い描いていた女性ボーカリストと全く同じレスポンスでした」と、友人と意見が一致したエピソードを明かし、そのアーティストが椎名林檎であったことを告白。「『罪と罰』の椎名林檎じゃないか、これはと。あの衝撃。聴いた時の衝撃。それまでいなかったよね、というあの『がなり』方。それが2025年にもう1回体験できるんだと」と、その感動を隠さない。
しかし、あくまで男性の声であるため、誰の模倣でもない完全なオリジナリティを確立していると強調。その個性は、ラジオで一度かかれば誰もが「めっちゃ美人」だとわかるほどのものだと断言した。桑田佳祐のソロ作品にも通じる和洋折衷の独創性も感じさせると評価している。
年末の音楽シーンに現れたこの衝撃のバンド。「心からおすすめです」というパーソナリティの言葉通り、2026年の音楽シーンを騒がせる存在となるかもしれない。
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。