KIRINJI新曲を「おばあちゃんの子守唄」と絶賛

2025年12月19日

音楽系ポッドキャスト「ミラッキの帰り道ラジオ」にて、パーソナリティのミラッキがKIRINJIとUeki Soyokaの新曲について熱く語った。この番組は、リリースされたばかりの新曲を先入観なく聴き、その率直な感想や制作背景への想像を語るというコンセプトで配信されている。今回もミラッキ独自の視点から、2組のアーティストが放つ楽曲の魅力を紐解いていった。

KIRINJI新曲に「新しいけど懐かしい」

まず取り上げたのは、12月19日にリリースされたKIRINJIの新曲「ベランダから」である。サウンドやアレンジについては「ザ・KIRINJIという風に私は思った」としながらも、メロディーと歌詞の構成に強い関心を寄せた。

厳密ではないものの、日本人が心地よいと感じる「七五調」に近い響きを持っていると分析。これまで聴いてきたKIRINJIの楽曲の中でも「だいぶ特殊」と述べ、新しい感触を得たことを明かしている。

その独特なメロディーから連想したのは、自身の祖母が歌ってくれた子守唄であった。彼は自身の記憶をたどり、「私の祖母が親戚の子供、祖母から見たら孫をおんぶして何か歌ってたんですよ。何の歌かよく分からなくて」と回想。

続けて「なんかその祖母が歌っていた、孫をおんぶしながら歌っていたあのメロディーに、KIRINJIのアレンジとサウンドが付いたような曲なんですよ」と、楽曲の面白さを力説した。

都会的なサウンドと、牧歌的な子守唄のようなメロディーの融合が、この曲の核心にあると指摘している。さらに、寺尾紗穂が取り上げた労働歌にも通じる「愛唱される歌」のテイストを感じ取ったと語り、「新しいんだけど懐かしい」という見事な表現で楽曲を締めくくった。

植木そよかの楽曲に高校時代の思い出

続いて紹介されたのは、12月17日リリースのUeki Soyokaの楽曲「ABCDEFGH I♡YOU」となった。ミラッキは「タイトルからしてきっと良い曲だろうと思って」と、聴く前からの期待感を告白。アルファベットをAから順に唱え、"H"の次の"I"で「I love you」へと繋げるアイデアについて、「発想はするけど製作に至らない部類のものなんじゃないかな」と、その着眼点と実現の見事さを称賛させた。

また、情熱的に歌い上げることが多い「I love you」というフレーズを、軽快かつポップに表現している点も高く評価。「本当にアルファベットを言ってるうちに『I love you』って言ってしまう、言えてしまう、その軽快さ、ポップさがいいなと思いましたね」と感心しきりの様子。

さらに、この曲の展開が自身の高校時代の思い出を呼び起こしたと語る。当時、ラジオ番組風のテープを自主制作していたというミラッキは、友人から寄せられた「『A B C D E F G』って言ってるうちに『98 99 100』っていつの間にか数字をカウントしている、数えているみたいな、訳の分からないネタがあった」というエピソードを明かした。

この曲でもアルファベットの後に数字を数え、巧みに次のフレーズへと繋ぐ展開があり、「全くそれと同じ展開がこの曲でもあって」「ここがかっこよく決まってて、しかもさりげなくかっこいい」と興奮気味に語った。サウンド面についても、ダンサブルにできそうな要素をあえて削ぎ落とした「スッキリ感」が魅力だと分析してみせた。

全く異なるタイプの2曲を取り上げ、新曲を聴くことの面白さを改めて示したミラッキ。それぞれの楽曲の聴きどころを丁寧に解説し、リスナーにチェックを促してこの日の放送を終えている。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。