市川崑の教え 五輪映像は「顔のアップ」
- フィギュアスケート・ペア「りくりゅう」金メダル
- スポーツ文化評論家・玉木正之のCatch Up
- 10分21秒2026年2月18日
スポーツ文化評論家の玉木正之氏が、RKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』内のコーナー「Catch Up」に出演した。開催中のミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪について、独自の視点でその魅力を熱弁。五輪がもたらす感動の裏側には、緻密な計算に基づいた「映像の力」があるという。
選手の素顔に迫るカメラワークの魔法
玉木氏は、フィギュアスケート・ペアで金メダルを獲得した「りくりゅう(三浦璃来・木原龍一)」の演技を例に挙げる。ショートプログラムでのミスをフリーで取り返したドラマ性はもちろん、演技終了直後の国際映像に注目。「顔がだんだんとアップになって、涙が流れていた」という描写に触れ、映画のような撮り方が視聴者の心を揺さぶると解説している。
ジャンプ競技などではヘルメットで表情が見えにくいが、フィギュアでは「素顔の表情がいかに感動を呼ぶか」が強調されている。玉木氏は「人間の顔が持っている情報量はものすごく多い」と語り、映像制作陣が繰り出すスイッチングの妙に高い評価を下した。
市川崑監督が提唱したアップの重要性
この手法の源流として、1964年東京五輪の記録映画を総監督した市川崑氏のエピソードを披露。市川氏はカメラマンたちに対し、「とにかく顔のアップを撮れ。額と顎が切れてもいいから、目と口を撮れ」と指示していたという。このこだわりが、緊張で震える選手の唇といった、言葉を超えた迫力をありありと捉えている。
玉木氏は「盛り上げ方のわかったディレクターがやっている」と分析し、現代の五輪映像にもその精神が息づいていることを指摘する。
視点を変えて楽しむ五輪の新しい見方
話題は最新技術にも及び、スキー競技などで活用されているドローン映像の迫力に驚きを見せている。さらに、シェイクスピア翻訳家・小田島雄志氏の言葉を引用。「素人は役者を見、玄人は演出を見る」という芝居の楽しみ方をスポーツに当てはめてみせたのである。
単に選手を追うだけでなく、カメラの演出や背景にある物語に注目することを勧める玉木氏。最後には五輪休戦協定についても触れ、平和の祭典としての意義を改めて強調して締めくくった。
- フィギュアスケート・ペア「りくりゅう」金メダル
- スポーツ文化評論家・玉木正之のCatch Up
- 10分21秒2026年2月18日
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。