KBC宮本啓丞氏、九州最大級「日の里団地」の魅力と謎に迫る

2025年12月4日

団地愛好家として知られるKBC九州朝日放送アナウンサーの宮本啓丞氏がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「Shall We 団地?」にて、福岡県宗像市に位置する巨大団地「日の里団地」を訪れた模様が配信された。ディレクターの有馬氏と共に、これまでその規模の大きさから訪問をためらっていたという同団地の探索に、ついに挑んだ。

3周年企画で挑む九州最大級の団地

番組冒頭、宮本氏は日の里団地について「今まで避けてきたところ」「大きすぎて、どっから手つけていいかわかんないみたいなところがあって、ちょっと意識的に後回しにしてきた」と、特別な場所であることを明かした。しかし、番組が3周年を迎えるにあたり、記念碑的な企画としてこの九州を代表する大規模団地への訪問が実現したという。

この団地は単なる集合住宅群ではなく、1965年に「東郷ニュータウン」として造成が始まった壮大な計画都市であることが語られた。宮本氏は「元々日の里って地名があったわけではなく、ニュータウンのために作った新しい地名なわけですね」と解説。50年以上の時を経て、すっかり地域に根付いた地名の歴史を紐解いた。

案内図から浮かび上がる巨大さと謎

JR東郷駅の「日の里口」から散策を開始した一行は、まず駅前に設置された団地の案内図に圧倒される。地図の広大さに「わあ。広いからさ」「横長ですよ」と驚きの声を上げる二人。そこには、一般的な南面並行配置とは異なる、住棟が「緩やかにS字カーブに」並ぶ独特の景観や、蓮池を囲む分譲地など、計画的にデザインされた街並みが描かれている。

中でも一行の好奇心を強く刺激したのは、地図上に描かれた謎の楕円形のスペースであった。有馬氏が「あれ、それなんか球場ですか?」と尋ねると、宮本氏も「この絵で見ると、なんかそれこそ本当にスタジアムとかコロシアムのように」と応じ、その正体への興味を隠せない様子。

さらに、住棟番号を追っていくと、33号棟の次に52号棟が登場し、「34から51までの間がない」ことが判明。宮本氏が思わず「どこ行ったんだ、それ」と呟くなど、巨大団地に秘められたミステリーの数々に、早くも興奮を隠せない展開となった。

活気あふれる商店街と「団地遺産」

一行はまず、団地の玄関口にあたる「日の里一丁目団地」へ足を踏み入れた。14〜15階建ての高層棟が連なる様は圧巻で、宮本氏は「ランドマークだね」と評した。これらの建物の1階部分は広大なピロティや商店街となっており、活気ある様子を見せている。

50年以上前から続く老舗に加え、おしゃれなレストランや美容室、福祉用具のレンタルショップなど、時代のニーズに応じた新しい店も軒を連ねる。九州の団地ではおなじみのスーパー「サニー」や郵便局も完備され、団地内で生活が完結するほどの充実ぶりである。

宮本氏は、駅の反対側の出口が世界遺産・宗像大社への玄関口であることに触れ、「世界遺産と団地遺産が並んでる駅だからここは」と、この団地ならではの価値をユニークな言葉で表現した。

住民に優しい歩行者分離の街づくり

日の里一丁目団地を抜けると、その先にある日の里団地本体へは、車道の下をくぐる歩行者専用通路で繋がっていることが分かった。

これは、団地の住民が安全に駅までアクセスできるように設計された「ペデストリアンデッキ」の思想に基づくもので、宮本氏は「車道を通らずに、渡らずに商店街抜けて駅まで行けるようになっている」とその構造を解説。有馬氏も「優しい街だな」と感心しきりであった。

今回は巨大団地の“入口”を探索したに過ぎず、宮本氏は「こっからが本番です」と宣言。次回以降、いよいよ日の里団地の中心部へと分け入っていくといい、案内図で発見された数々の謎が解き明かされるのか来週が楽しみだ。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。