「一番大事なのは言論の自由」34年の記者人生で学んだこと

「一番大事なのはやっぱり言論の自由なんですよ」 34年取材を続けた記者の現在地|2026年6月22日収録
聞く西日本新聞
40分5秒2026年6月23日

ポッドキャスト番組「聞く西日本新聞」の最新回が配信された。配信開始から1年余りレギュラー出演してきた編集局次長の植田祐一と販売部の坂本雄大が番組を卒業。2人の最終回となる今回は、植田の34年に及ぶ記者人生を振り返る。

新人時代に浴びた洗礼

新人時代の研修で福岡県庁の記者クラブに配属された植田。先輩から「てんかん友の会」主催会合の告知原稿の作成を頼まれ、電話取材をして書き上げた。

提出すると、先輩は内容に目もくれず「てんかんちゃなんね?」と問いかけた。病気の知識がなくうまく答えられない植田に、先輩は「君はてんかんが何かも知らずにこの原稿を書けるのかね」と鋭い一言を投げかけたという。

根っこから理解する姿勢

この洗礼が記者としての原点となった。「分かっていないのになぜ原稿を書けるのか。今でも同じ姿勢を貫いている」と植田は語る。以降、モダンアートの取材でも「モダンアートとは何か」を相手に問い続け、物事を根っこから理解するアプローチを徹底してきた。

終盤、植田は「一番大事なのはやっぱり言論の自由」と報道の役割を強調。34年を駆け抜けたベテランの信念が響く最終回となった。

「一番大事なのはやっぱり言論の自由なんですよ」 34年取材を続けた記者の現在地|2026年6月22日収録
聞く西日本新聞
40分5秒2026年6月23日

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