KBCラジオ、放送禁止の”嘘新曲”ボツネタをポッドキャストで解禁

2025年12月5日

KBCラジオの人気番組『PAO~N(パオーン)』のポッドキャスト企画で、地上波では放送できない禁断のボツネタが大量に公開された。これは、架空の新曲情報をラジオCM風に紹介する長寿コーナー「今週の嘘新曲」において、内容が過激すぎる、あるいは不謹慎であるといった理由で不採用となったリスナーからの投稿を、1年分まとめて紹介するというものだ。

政治・芸能…過激すぎる時事ネタの応酬

「今週の嘘新曲」は、実在しない楽曲の情報を、同局の奥田聡子アナウンサーによる真面目なナレーションで紹介するパロディコーナーである。しかし、その性質上、リスナーから寄せられるネタは時事問題や芸能スキャンダルを痛烈に風刺したものが多く、お昼の生放送にはふさわしくないと判断される投稿も少なくないという。今回、そうした”お蔵入り”ネタが白日の下に晒されることになった。

まず紹介されたのは、記憶に新しい政治家の話題。「ご機嫌取ろうとトランプと腕を組み、右手を突き上げ陽気な私。高市総理の新曲、早苗さん」という作品だ。国民的アニメの主題歌をもじった秀逸な内容に、パーソナリティも「うまい!」と唸ったが、「もう総理をいじると、やめなさいってことになるじゃないですか」と、局のコンプライアンスを考慮してボツにした背景を説明している。

また、お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿がSNSでの発言をめぐり炎上した一件もネタに。「仲間を思って正義感から出た言葉だったんです。それが素人さんの怒りのスポットをついてしまうとは思いませんでした。チョコレートプラネット松尾駿の新曲、パンピーのゲキオコスポット」。サザンオールスターズの名曲を引用した完成度の高さに感心しつつも、女性アナウンサーに読ませるには憚られるという配慮が働いたと明かされた。

不祥事や下ネタ…きわどいネタへの葛藤

さらに、よりきわどくデリケートなテーマのネタも次々と紹介された。世間を騒がせた某俳優の交通事故を彷彿とさせる投稿には、「185kmでノーブレーキでトレーラーで突っ込み、怪我もせず、その後病院で暴れたあなたはこの作品にぴったりです。映画ワイルド・スピードのプロデューサーの新曲、マジで出演お願いします」という痛烈な皮肉が。これには「ポッドキャストといえど形に残りますからね。訴えられたくないじゃないですか」と、訴訟リスクを恐れる本音を漏らす場面もあった。

私生活でのスキャンダルを経て活動を再開した某女性タレントについては、「10月から活動復帰しました。(中略)オファーよろしくお願いします。(ピー音)の新曲、媚び売り」という辛辣な作品が寄せられたという。パーソナリティは「うまい。辛辣だね」と評価しつつも、やはり本人を直接イジることは難しいという判断があったと語る。

柏原芳恵の還暦記念デジタル写真集を題材にした「柏原芳恵の新曲、ハロー・グッドパイ」という下ネタも登場し、「これをね、奥田さんに読ませると何なのこれはっていう話になりますからね」と、”局の国宝”である奥田アナへの配慮がボツの最大の理由であったと強調した。

次回は「FM淑女」?新たな問題企画も始動か

数々の問題作を供養した企画の最後には、次回のポッドキャストで始動する新企画案が語られた。それは、地方のFM局などでよく聞かれる、品の良い女性パーソナリティの”あるある”なトークを募集し、イジっていく「FM淑女」というコーナーである。

パーソナリティの一人が「秋ですね。秋といえばお芋の季節ですね。皆さんお芋食べてますか?今週のメッセージテーマは好きなお芋料理とかいう女性パーソナリティマジで5億兆人いるじゃないですか」と熱弁。

さらに「『最近家庭菜園にはまってます。人参を最近取ったんですけども、それでキャロットラペ作りました。もうお店に出せちゃうんじゃないかな』みたいな」と、具体的なモノマネを披露するとスタジオは爆笑に。

相方から「炎上しそうだね」「これから全局のパーソナリティがオープニングイップスになるよ」と懸念されるも、「それを覚悟でやろうよ」と意欲は満々。物議を醸すであろう新企画の始動を匂わせ、放送を締めくくった。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。