団地の壁がクライミング施設に!?驚きの再開発とは

2025年12月18日

「団地鑑賞家」として知られるKBC九州朝日放送アナウンサー・宮本啓丞がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「Shall We 団地?」。その配信で、福岡県宗像市にある「日の里団地」を訪れた際のエピソードが語られた。広大な団地を巡る中で宮本氏が遭遇した、驚きの光景と再開発の全貌が明らかになっている。

50年来の住民が語る団地のリアルな暮らし

番組は、宮本氏とディレクターの有馬氏が、日の里団地を散策する様子からスタートした。団地の中ほどで出会ったのは、なんと高校生の頃から50年以上もこの団地に住んでいるという女性であった。宮本氏が「テレビ見てます」と声をかけられる一幕も。

女性は団地ができた当初の様子について、「(当時は)子育て世代の方も多くて、お子さんも多かった」と振り返る一方、「今はやっぱり老人が多いです」と、住民層の変化を語った。

また、長年住み続ける理由として、UR賃貸ならではの魅力を力説。「どっかちょっと壊れましたって言っても、自分で直さないといけなかったりじゃないですか。(URは)そこですね、やっぱり」と、修繕や清掃の手間がかからない点を挙げた。これには自身も団地好きである宮本氏も「これがね、良くて私も団地辞められないんですよ」と深く共感する様子を見せた。

取り壊された9棟と団地若返りの秘策

住民との心温まる交流の後、一行は団地のさらに奥へと足を進める。すると、それまでの風景とは一変し、真新しい一軒家が立ち並ぶエリアが出現した。宮本氏は国土地理院の古い航空写真を取り出し、かつてその場所には多数の団地住棟が建っていた事実を明らかにする。

宮本氏によると、この一帯では再開発が行われ、合計9棟もの住棟が取り壊されたという。その目的について宮本氏は、子育て世代の需要に応えるために土地を分譲地として再整備したものだと説明した。

「ここに土地を買って家を建てた人達ってどういう世代かっていうと、子育てしてる世代なんです」と指摘し、「団地内にまた子供たちの声が戻るんですよ、こうすることによって」と、団地全体の活性化と若返りを図る壮大な計画であったことを熱く語った。あえて住棟をなくすことで新たな世代を呼び込むという、逆転の発想による試みである。

謎の48号棟、衝撃の活用法が明らかに

しかし、ここで新たな謎が浮上する。9棟が取り壊された一方で、なぜか「48号棟」だけが一軒家群の中にぽつんと取り残されているのだ。ディレクターの有馬氏も「なんであそこだけ残す理由が」と、その異様な光景に困惑を隠せない。

一行がその48号棟に近づくと、その衝撃的な姿が露わとなった。ベランダ側はカラフルに彩られ、壁面には無数の突起物が設置されているではないか。宮本氏は興奮気味に「あれ、ウォールクライミングできるようになってる」と指摘。なんと、団地の壁面がクライミング施設へと姿を変えていたのだ。

宮本氏は「ここは人が住む建物じゃなくて、人が交流する建物に生まれ変わったんです」と高らかに宣言。「ひのさと48」と名付けられたこの施設は、住民だけでなく地域外の人々も集う交流拠点として再生されたもので、「全国の団地で初めての試みです」と、その先進性を強調した。団地の新たな可能性を示すこの驚きの光景に、大きな注目が集まっている。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。