2025年の熊被害対策!国産AIロボットが守る境界線
IT企業の副社長を務める浜崎陽一郎氏が、KBCラジオ『アサデス。ラジオ』に出演。2025年を象徴するニュースとして、日本全国で深刻化した熊被害と、その対策として期待される最新技術について語った。
深刻化する熊被害と経済的損失
番組内で浜崎氏は、2025年を振り返り「AIに関するニュース」と並んで「熊被害に関するニュースが本当に1年を通して多かった」と切り出した。死傷者が出ただけでなく、農作物への直接的な被害、さらには熊の出没による行動制限が経済活動にも大きな影響を与えていると指摘する。
具体的な事例として「7月に宮城県でですね、女子のゴルフトーナメント、これプロアマ戦中に熊が出没して翌日の第1ラウンドが中止になる」という出来事を挙げ、スポーツイベントにまで影響が及んだ深刻さを説明した。九州には熊が生息していないため福岡在住者には実感が湧きにくいとしつつも、東北地方をはじめ全国的に恐怖心を含めた甚大な被害が広がっているのが現状だと語った。
境界線を守る4足歩行AIロボット
こうした状況に対し、浜崎氏はひとつの解決策を提示。東京のロボット開発スタートアップ「ハイランダーズ」が発表した、熊による人身被害を未然に防ぐプロジェクト「KUMAKARA MAMORU」に注目しているという。これは、AIを搭載したロボットで熊の被害を防ごうという画期的な試みである。
浜崎氏によると、このプロジェクトでは、大型犬ほどの大きさ(全長約1m、重量30〜40kg)の4足歩行ロボットが、熊の生息域と人間の生活圏の境界線をパトロールする。険しい山道も踏破可能なこのロボットは、熊を検知すると光と音で威嚇し、生活圏に近づけないように追い払う仕組みとなっている。カメラだけでなく赤外線センサーも搭載しており、夜間でも人間の目では判別しづらい熊を正確に捉えることが可能だ。
浜崎氏は、このロボットの目的は退治ではないと強調。「熊を追い払うっていうよりも、お互いの境界線を越えないようにしようねというところのあたりに、このロボットを置くことによって、しっかりとこの熊と人間がしっかりと境を作ろうねっていうところに使われる」と、共存のためのゾーニング(区域分け)を支援する役割だと解説した。
課題とAIロボット普及への期待
一方で、このロボットが万能ではないことも冷静に分析している。現状では稼働時間が約1時間と短く、広範囲をカバーするには多くの台数や充電設備の整備が必要になる点が課題として挙げられた。
さらに浜崎氏は、熊の高い学習能力にも言及。「最初はこうやって驚いて逃げるかもしれませんけども、だんだんだんだん学習してきて、『あいつ音と光だけだぞ』みたいになったら、ちょっとこれ威嚇も無意味になるかもしれない」と警鐘を鳴らす。今後はドローンと組み合わせた広域監視や、動物行動学の知見を取り入れるなど、複合的な対策が必要になるとの見方を示した。
浜崎氏は最後に、この技術が熊対策だけでなく、より広い社会課題の解決につながる可能性について言及。「人がなかなかこういった夜中の山道であったりとか、人間の手が届かなかったり、なかなか関与しづらかった時間とか場所にですね、ロボットっていうものは大きく活用できる」と語った。
そして、こうした技術が実用化されつつある背景として「手の届きやすい値段になったから、つまり社会的に使えるような値段で、活用の状況が見えてきた」とコスト面の進化を指摘。人手不足に悩む多くの分野で、来年以降AIロボットが活躍する未来に大きな期待を寄せた。
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。