日中が韓国を奪い合い?おもてなし合戦の行方

韓国大統領への”日中おもてなし合戦”その勝敗は?
国際情勢を解説・飯田和郎のCatch Up
12分51秒2026年1月19日

元RKB解説委員長で福岡女子大学副理事長の飯田和郎氏が、1月19日に放送されたRKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』に出演。通常国会の冒頭解散・総選挙が現実味を帯びる中、重要性を増す近隣外交について独自の視点で解説した。

飯田氏は、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が中国、日本を相次いで訪問した動きに注目。冷え切った関係にある日中両国が、韓国を自陣営に引き込もうと繰り広げた「おもてなし合戦」の様相を呈していると分析した。

中国の思惑と歴史問題での共闘要請

まず飯田氏が指摘したのは、尹大統領を国賓として4日間招いた中国の動きである。習近平国家主席は首脳会談の場で、「中国と韓国は民族的犠牲を払って、日本軍国主義との戦いに勝利しました。手を携えて成果を守らなければなりません」と発言。露骨に歴史問題での対日共闘を韓国に求めた格好となった。

さらに尹大統領は、日本の植民地時代に独立運動の拠点となった上海の「大韓民国臨時政府」跡を訪問。中国側のメディアはこれを「抗日の同志という歴史的な絆を強化」するものだと大々的に報じ、日本を牽制する思惑をにじませている。しかし飯田氏は、尹大統領の真意はあくまで「大韓民国の独立の出発点」を確認することにあり、中国が演出した対日共闘の思惑に全面的に乗ったわけではないとの見方を示した。

高市総理の地元・奈良でのおもてなし

一方、高市早苗総理は尹大統領を自身の地元である奈良に招き、もてなした。飯田氏は、古代、朝鮮半島の百済から仏教文化が伝来した奈良という土地が、「友好を演出するにはこれ以上ない舞台だった」と評価。かつて安倍晋三元総理がプーチン大統領を地元の山口県長門市に招いた例を引き合いに出し、高市総理がこの歴史的背景を巧みに活用したと語る。

また、夕食会で高市総理が得意のドラム演奏を披露するというサプライズもあった。飯田氏は、党内基盤の強化を図る高市総理の「したたかさを感じる」一幕であったと述べた。

「おもてなし合戦は引き分け」と分析

日中両国からのアピールに対し、尹大統領は「一方の肩を持つことは対立を激化させる要因になる」と述べ、慎重な姿勢を崩さなかった。飯田氏は、この発言から尹大統領が日中どちらにも与しない絶妙なバランス外交を展開していると分析。北朝鮮への影響力を持つ中国との経済関係を維持しつつ、同じく米国の同盟国である日本との関係も重視する姿勢の表れだという。

結論として、この「おもてなし合戦」は引き分けに終わったと見られる。飯田氏は、文化の源流をたどれば中国、朝鮮半島、日本は深くつながっていると指摘し、「東アジアの3カ国が仲良くできないものか」と吐露。「暮らしも大切ですけど、近隣外交のあり方という視点からも一票を投じる相手を選びたい」と語り、来る選挙に向けて有権者に外交的視点の重要性を訴えかけた。

韓国大統領への”日中おもてなし合戦”その勝敗は?
国際情勢を解説・飯田和郎のCatch Up
12分51秒2026年1月19日

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。