震災帰宅難民の経験から開発 理想のカバン
- 2026年1月26日放送 株式会社SIMCLEAR 代表取締役 石川 亮さん
- 下田文代リーダーズストーリー
- 8分26秒2026年1月26日
カバンブランド「SIMCLEAR(シムクリア)」を手掛ける株式会社SIMCLEAR代表取締役の石川亮氏が、1月26日放送のRKBラジオ『下田文代リーダーズストーリー』に出演した。前職では14年間カバンの輸入商社に勤め、世界中を飛び回っていた敏腕バイヤーだったという異色の経歴を持つ同氏が、福岡での起業に至るまでの道のりと今後の展望を語った。
理想を追求、震災が起業への転機に
世界中のカバンを見てきた石川氏だが、自身の出張の多さから「こういうカバンないかなっていうのを探し回ってたんですけれども、やっぱりたどり着けなくて」と、理想のカバンに出会えなかったことが起業を志す原点となった。その思いを決定的にしたのが、2011年の東日本大震災での体験である。
当時、東京の秋葉原で勤務していた石川氏は、インフラが全て停止する中、「スーツに革靴にブリーフバッグで歩いて3、4時間かけて、千葉の方まで帰っていた」という壮絶な経験を告白。この出来事を通じ、持ちやすさや使いやすさに特化したカバンの必要性を痛感したと振り返る。
コロナ禍と未経験からの挑戦
大きな決意を胸に福岡へ移住し、2019年3月に会社を設立した石川氏を待っていたのは、予期せぬ逆風だった。起業直後にコロナ禍が始まり、人々の移動が激減。「人がこう動かない時代に、そのカバンの売れ行きが良くない」という厳しい現実に直面する。
さらに、海外の生産工場へ行くこともままならず、製品開発は難航。加えて、Webでの販売経験がなかったため、「創業当初はパソコンスクールに通いながら、デザインをゼロから学んで、オンラインストアを運営して」いたというから驚きだ。まさにゼロからの苦しいスタートであった。
「物より事」でファンを魅了、世界を目指す
しかし、石川氏はただ手をこまねいていたわけではない。クラウドファンディングを活用し、「揺れないウエストバッグ」や「二つに分かれるリュック」といったコンセプトの明確な商品を、本当に必要としている人へ届ける戦略を展開した。
さらにYouTubeなどで開発秘話や機能性を発信するなど、「物より事(コト)」を重視する姿勢がユーザーの心を掴んだ。「ただ商品を買う方だけじゃない方がこう思いを持って買っていただいてる」と、ファンとの絆を実感していると語る。
その結果、今では全国100店舗以上で取り扱われる人気ブランドへと成長を遂げた。今後は女性向けラインやメイドインジャパンのシリーズ展開も構想中とのこと。「SIMCLEARは日本はもちろん、世界で通用するような、世界にファンが広がっていくようなブランドにしていきたい」と力強く夢を語った。石川氏の挑戦はまだ始まったばかりだ。
- 2026年1月26日放送 株式会社SIMCLEAR 代表取締役 石川 亮さん
- 下田文代リーダーズストーリー
- 8分26秒2026年1月26日
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。