「選挙の神様」久米明氏、首相の解散劇を痛烈批判

45|「選挙の神様」が斬る!自民党結党70年オモテもウラも」(第11回)
西日本新聞ゆるり政治考
38分22秒2026年1月26日

西日本新聞のPodcast番組『西日本新聞ゆるり政治考』に、「選挙の神様」の異名を持つ元自民党事務局長の久米晃氏が出演。高市首相が表明した通常国会冒頭での衆議院解散について、長年の経験からその内幕と選挙の行方を厳しく分析した。

解散報道当初は「また誤報か」

年明け早々、某新聞社の特ダネとして報じられた解散検討の一報。久米氏は、多くの関係者がその信憑性を疑っていたと明かす。

かつて同社が首相退陣の誤報を出した経緯もあり、「『また某社が2回目の誤報を打ったかな』ってみんな疑ってましたよね」と当時の空気を振り返った。

「検討」という玉虫色の表現も疑念を深める一因だったようだ。政策優先を掲げていた高市首相が前言を翻す形になるため、「みんなが『えっ』て思ったのは当然じゃないですかね」と、永田町の驚きを代弁している。

解散理由は「安倍氏の真似と不安感」

では、なぜこのタイミングで解散に踏み切ったのか。久米氏は2つの理由を挙げる。一つは、過去に安倍元首相が成功させた「奇襲解散」の模倣。

そしてもう一つが、「本当にね、それが実現できるかどうか分からないっていうね、一種の不安感」に首相自身が襲われていたのではないかという分析である。この決断に対し、地方の支持者からも「ほとんど異口同音に『がっかりした』って言ってましたね」という声が届いているといい、期待が失望に変わった様子をうかがわせた。

幹事長にも秘密、「迷惑解散」の内幕

今回の解散は、選挙ポスター掲示板の設置や投票所入場券の発送が間に合わないなど、実務レベルで大混乱を引き起こしている。

久米氏はこれを「迷惑解散」と断じ、あまりの秘密主義ぶりに苦言を呈した。驚くべきことに、選挙実務の責任者である自民党幹事長にすら直前まで知らされていなかったというのだ。これでは党内の信頼関係が揺らぐのは必至。

「私のことを信用してないんだから(幹事長を)受けませんと。なるのが普通だよね」と述べ、選挙後に党内に大きなしこりが残る可能性を示唆した。

野党結党と公明離反、選挙の行方は

解散と時を同じくして、野党再編による新党「中道改革連合」の動きが加速し、公明党もこれに連携する動きを見せている。自民党にとって長年の連立パートナーであった公明党の離反は致命的だと久米氏は指摘する。

「自民党公明党の1万が減るだけじゃなくて、公明党の1万が向こうに行くわけだから」と、票の「行って来い」が起こる選挙区での大打撃を予測。結果として自民党は「単独過半数ぎりぎりぐらいだろう」との見方を示し、「何のために解散したかって理由がないわけでしょう」と、大義なき選挙を最後まで厳しく批判していた。

45|「選挙の神様」が斬る!自民党結党70年オモテもウラも」(第11回)
西日本新聞ゆるり政治考
38分22秒2026年1月26日

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。