九州インバウンド574万人 過去最多を更新

昨年のインバウンド
鳥丸聡の九州経済Zoom Up
12分23秒2026年2月4日

RKBラジオ『田畑竜介Grooooow Up』内のコーナー「Zoom Up」。今回は九州経済の最新動向について、エコノミストの鳥丸聡氏が詳細な分析を披露した。

2025年の九州7県へのインバウンド客数は574万人に達し、過去最多を塗り替えたことが判明している。これは全国シェアの約12.3%に相当し、福岡県の総人口(約510万人)をも上回る驚異的な数字となった。

インバウンド消費額は1.3兆円超え

膨大な来訪者がもたらす経済的恩恵も無視できない規模だ。鳥丸氏は1人あたりの旅行消費額に基づき、九州への直接入国者が落とした金額を「1兆3,000億円」と算出。福岡県以外の九州各県の当初予算が1兆円を下回る現状を引き合いに出し、「今の九州は7県プラス外国みたいな状況になっていると言えなくもない」と、その凄まじいインパクトを独自の視点で強調した。

TSMC効果に沸く熊本の宿泊事情

空の玄関口では福岡空港が全体の約3分の2を占め独走状態だが、TSMC進出に沸く熊本空港の躍進が著しい。2023年にはわずか7万人だったインバウンド客が、2025年には29万人にまで急成長を遂げた。

鳥丸氏は自身の宿泊体験を交え、台湾からのビジネス客や工事関係者でホテルが混雑する様子を述懐。「駐車場を見ると、もうルーフに脚立を積んだワンボックスで溢れ返っている」と、開発ラッシュに沸く現地の熱狂を語った。ただし、現在は第2工場の工事延期により、予約の取りづらさが一時的に緩和されるなどの変化も生じているという。

中国市場の冷え込みに募る不安

全体として好調を維持する一方で、懸念材料となっているのが中国市場の動向だ。2025年11月以降、中国からのインバウンド客が減少傾向にあり、目前に迫る春節の大型連休への期待も以前ほど高くはない。鳥丸氏は「しばらくの間はホクホクというわけにはいきそうにない」と、厳しい見通しを口にした。歴史的な円安という強力な追い風がある一方で、特定地域への依存や情勢の変化に左右される脆さも浮き彫りとなっている。

昨年のインバウンド
鳥丸聡の九州経済Zoom Up
12分23秒2026年2月4日

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。