近畿大学が快挙!ノドグロの完全養殖に成功

近畿大学がノドグロの完全養殖に成功
毎日新聞客員編集委員・元村有希子のZoom Up
13分24秒2026年2月12日

近畿大学が、高級魚「ノドグロ(正式名称:アカムツ)」の完全養殖に成功した。2026年2月12日放送のRKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』にて、毎日新聞客員編集委員の元村有希子氏がこの驚きのニュースを詳しく解説。近大は2002年にクロマグロ、2023年にはニホンウナギの完全養殖を成し遂げてきた養殖界の旗手だ。

今回のノドグロは「赤い宝石」とも呼ばれ、マダイをも凌ぐ高値で取引される希少魚。水深100メートル前後に生息し、水圧管理の難しさから養殖不可能とされてきたが、同大学は10年がかりでこの高い壁を打ち破ったのである。

人工授精への作戦変更が成功の鍵となった

プロジェクトは2015年に始まり、長い試行錯誤が続いていた状況だった。当初は自然な産卵を試みたが受精に至らず、人工授精へと大きく舵を切る。メスから取った卵に「オスの精子を人間の手でかけて、受精させる」という手法を取り入れた結果、ついに孵化に成功。

しかし、稚魚の約9割がオスになるという奇妙な偏りが判明した。「なぜかオスばっかり。これでは卵を産んでくれない」と元村氏は課題を指摘。魚は水温などの環境で性別が変化するため、今後は性比を整えるための模索が続く。

私たちの食卓に並ぶのは約8年後の見込み

稚魚は現在5センチほどで、成魚まであと3年が必要だという。次世代の卵を採取するサイクルを含めると、一般の食卓に並ぶのは「大体7、8年後」になる見通し。

背景には深刻な水産資源の危機がある。日本の食用魚介類の自給率は、60年前の113%から現在は57%まで激減した。乱獲や気候変動で海の資源が枯渇する中、完全養殖は安定供給を支える希望だ。「資源の絶滅を防ぐ意味で、すごく意義がある」と元村氏。食の未来を守る近大の挑戦に、これからも熱い視線が注がれるだろう。

近畿大学がノドグロの完全養殖に成功
毎日新聞客員編集委員・元村有希子のZoom Up
13分24秒2026年2月12日

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。