連続起業家・柴田陽氏、AIが報道のあり方を変える未来を予測
起業家の関口舞氏と連続起業家でTēLā代表の柴田陽氏がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組『START/FM』。先日配信された回で柴田氏が、AI技術の進化がもたらすインターネットとメディアの未来について、大胆な予測を展開した。
海外出張の達人が語る時差ボケ対策
番組冒頭、弾丸で日米を往復したという柴田氏は、多忙なビジネスパーソンならではの時差ボケ対策の秘訣を披露した。そのコツは、意外にもフライトスケジュールにあるという。「現地に着く時刻ってめちゃくちゃ大事なんですよ」と語り、多くのフライトが設定されている朝の到着を「最悪なんですよ。結局起きてらんないんで」と断言。
理想は夕方から夜にかけて現地に到着する便を選ぶことだと明かした。そうすることで、ホテル到着後、食事やシャワーを済ませれば自然な形で眠りにつけ、時差ボケの影響を最小限に抑えられるのだという。
Webはもはや人間のためのものではない
本題に入ると、柴田氏はAIが席巻する現代のインターネット事情について言及。Webインフラ企業CloudflareのCEOによる統計を引き合いに出し、驚くべきデータを提示した。
かつてWebサイトのトラフィックは「Googleのクロールボット2ページに対し人間が1人」という比率だったが、1年前の時点ですでに「14対1」に変化。さらに、生成AIの代表格であるOpenAIに至っては「1700ページに対して人間1人しか送ってこない」という。
この現状に柴田氏は、「もう本当ウェブサイトはボットが読むためにあるっていう感じに完全にやってる」と指摘し、インターネットの主役が人間からAI(ボット)へと移り変わっているパラダイムシフトを浮き彫りにした。
AIコンテンツは当たり前の時代になる
続けて、AIによるコンテンツ制作の未来にも言及。大ヒットドラマ『VIVANT』の続編でAI映像が活用されるニュースに触れ、クリエイティブ業界におけるAIの導入が加速していくとの見方を示した。
かつてCGが「不気味の谷」と揶揄されながらも、今やリアルであればあるほど評価されるようになった歴史を振り返り、「あんなのアートじゃないとか言うと思うけど、まあ別に最終(消費者)にとっては関係ないからさ」とコメント。
ボカロP出身のアーティストがJ-POPシーンを席巻しているように、AIが生み出すコンテンツもまた、いずれ大衆に受け入れられるだろうと予測した。
「AI版の共同通信」が誕生する未来
議論はさらに深まり、メディアの根幹である「一次情報(元ネタ)の創出」にまで及んだ。
柴田氏は、下山進氏の著書『2050年のメディア』を例に、新聞業界がインターネットの登場に苦悩した歴史に触れつつ、AI時代における「元ネタは誰が書くのか」という根源的な問いを提起。これに対し、「それも別にAIがやるようになるんじゃないかな」と大胆な仮説を述べた。
アメリカでは公開されている警察の無線や、監視カメラ「Ring」の地域コミュニティで共有される盗難・目撃情報といった膨大な一次情報をAIが分析・要約することは技術的に可能だと分析。
「あれこそさ、一次情報じゃないですか」と語り、人間が見過ごしてしまうような事象の関連性をAIが発見する可能性を指摘する。柴田氏は、こうした未来を「AI版の共同通信、AI版のAP通信みたいな風になるような気がしてて」と表現。
さらには、社内SNSをAIが解析し、「昨日の社内ゴシップナンバーワンこれだよみたいなこともさ、全然できるじゃん」と笑いを交えながら語り、AIがジャーナリズムや情報伝達のあり方を根底から覆す可能性を示唆して締めくくった。
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。