起業家・柴田陽氏、ハードシングスを忘れる驚きの記憶術

2025年12月7日

起業家でラジオパーソナリティの関口舞氏と、連続起業家でアメリカに拠点を置く柴田陽氏がパーソナリティを務めるポッドキャスト「START/FM」。同番組で、「今までの人生で一番のハードシングスは?」というリスナーからの質問が取り上げられた。この問いに対し、柴田氏から返ってきたのは予想外の答えであった。

ハードシングスは寝ると忘れる?

「人生で一番のハードシングス」を問われた柴田氏は、「忘れちゃうんすよ」と驚きの事実を明かした。過去のつらい出来事も、寝ると霞んでしまい、記憶と感情が結びつかないため「つらさ加減みたいなものでソートできない」と自身の特性を語る。

そのため、人生で一番大変だったことは、記憶が鮮明な「今、今日この場で解決しなきゃいけない問題」になってしまうという。過去のつらい記憶に苛まれる「感情のフラッシュバック」もほとんどないというが、唯一、「共感性羞恥の一環として、思い出で共感性羞恥はできる。自分の思い出で『うわ、はず!』みたいなのは全然大丈夫、できる」と、「恥ずかしさ」に限っては鮮明に思い出せると明かした。

さらに不思議なことに、自分自身の感情のランキングはできない一方で、「舞さんが今まで一番怒ってた時っていつだったろうみたいなことを考えることは、多分、多分この時だろうみたいなのはわかる」と、他人の感情のピークは推測できるという特異な観察眼も披露している。

セロトニンを増やす驚きの方法

柴田氏の記憶の特性についてのトークから、話題は「セロトニンを増やす方法」へと発展。スタンフォード大学の研究者が発信するポッドキャスト「ヒューバーマン・ラボ」で紹介された、「感謝(グラティチュード)」が心身に良い影響を与えるというエピソードを紹介した。

しかし、一般的に知られる「感謝日記をつける」「嫌な出来事を感謝に言い換える」といった方法は効果が薄いという。本当に効果的なのは、「自分が感謝をすること、を考えるんじゃなくて、感謝をされたことにフォーカスを当てなきゃいけない」という驚きのメソッドであった。

過去に感謝された経験を、細部に至るまで高い解像度で思い出し、その時の感情を追体験することが重要だと説明する。さらに驚くべきは、「その解像度で再現できれば、自分のじゃなくてもいいんだって。聞いた話とか見た映画とかでも、その粒度で再現できるんだったら同じ効果があるらしい」という点である。

感謝された経験を思い出せない?

心身に良い影響があり、しかも無料で実践できるこの方法に、関口氏も柴田氏も大いに興味を示した。

しかし、柴田氏が早速「感謝されたエピソード」を思い出そうとしたところ、「全然思い出せなかったっていうオチなんだけど」と、まさかの展開となった。

一方、関口氏は、最近友人が出版した本に対し、Amazonで心のこもったレビューを書いて非常に感謝されたエピソードを披露。関口氏は友人の力になるため、普段から様々な商品のレビューを投稿し、レビュアーとしての信頼性を高めているという。

この行動に対し、柴田氏は「いいですね。ちょっとあまりにいい人すぎて、自分が共感、感情移入できる気がしないんですけど」と感嘆の声を漏らしていた。

議論は、感謝された際に照れて流すのではなく、その気持ちをしっかりと受け止め、後からでも噛み締めることの重要性へと着地。質問のおかげで思わぬ議論の深化があったと、最後は質問者への感謝で締めくくっている。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。