ロケットは2%だけ!宇宙ビジネスのリアル
- 人工衛星で儲ける仕組み、全部話します#167
- ゆる天文学ラジオ
- 37分1秒2026年2月26日
身近にある最新の宇宙技術や、ロケットだけではない宇宙ビジネスの世界について語るポッドキャスト番組『ゆる天文学ラジオ』の最新回(#167)が配信された。
番組冒頭、パーソナリティの越山氏はカゴメのケチャップを例に挙げ、「実は宇宙技術が生かされて作られている」と語り、藤井氏を驚かせる。宇宙ビジネスと聞くとロケットを連想しがちだが、実はロケット産業の売上シェアは全体のわずか2%。対して、人工衛星の運用や地上サービスは約71%、4,400億ドル規模に達する巨大市場なのだと、越山氏がその圧倒的な経済的価値を解説していく。
スターリンクの凄さ!低軌道衛星が変えた通信の常識
話題は3種類の人工衛星(通信・測位・観測)のうち、「通信衛星」が起こした革命へと移る。
従来の通信衛星は高度3万6,000キロの「静止軌道」にあり、どうしても通信遅延が避けられなかった。しかし話題の「スターリンク」は、高度550キロという「低軌道」に大量の衛星を投入している。
越山氏は「1機ではすぐ通り過ぎて安定しないが、圧倒的な物量で地球を覆い、どこでも繋がる状況を作った」と解説。今や飛行機や一般の携帯電話でも衛星通信が利用可能となる時代が近づいており、宇宙は私たちの日常に欠かせないインフラへと変貌を遂げている。
カゴメのケチャップも?観測衛星の意外な活用法
さらに興味深いのが、「地球観測衛星」の活用事例だ。先述のカゴメは、人工衛星のデータを使ってポルトガルのトマト畑を宇宙から監視しているという。
赤外線データ等で「元気なエリア」と「しょんぼりしたエリア」を見分け、肥料や水の量を最適化した結果、なんと収穫量が30%も増加したのだ。このデータ活用に対し、藤井氏は「カゴメはケチャップのために自前で衛星を打ち上げている狂った会社なのかと思った(笑)」と笑いつつ、一次産業への宇宙技術の貢献に感心した様子を見せた。
「宇宙ビジネス」という言葉がなくなる日
終盤、越山氏は参考文献である書籍『宇宙ビジネス』を引用し、「いずれ『宇宙ビジネス』という言葉がなくなるほど、当たり前の存在になる」との展望を語った。
かつて「ITビジネス」という言葉が特別ではなくなり日常化したように、宇宙技術もまた、私たちの生活に根ざした空気のような存在へと進化していくに違いない。知的好奇心が大いに刺激される放送となった。
- 人工衛星で儲ける仕組み、全部話します#167
- ゆる天文学ラジオ
- 37分1秒2026年2月26日
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。