居眠り自慢に質問丸投げ 地方議会の呆れた実態

ポッドキャスト番組「学ぼう!社会のカギ」にて、元サンデー毎日編集長の潟永秀一郎が地方議会の実態について語った。福岡県議会の混乱を機に、記者時代に取材した地方議会に蔓延する馴れ合い体質を赤裸々に振り返る。

質問丸投げと居眠り自慢の実態

定例会前には職員が70項目もの質問一覧表を持って議員控室を回り、答弁書まで作成していたという。中には「この項目で頼む」と質問作成を丸投げする議員もいた。

さらに、ある議員が控室で「審議中に居眠りする議員は大勢おるが、委員長で寝たのは俺ぐらいやろう」と豪語していたエピソードを明かし、審議の緊張感の欠如を指摘する。

視察天国と遅れる情報公開

また、議員の「視察天国」にも言及。岩手県の運転免許センターを訪ねた報告書に全国共通の更新業務が記されているだけだった事例や、福岡県議会で議員連盟に年上限1200万円の補助金を出していた事実を挙げ、立ち遅れる情報公開の現状を批判した。

有権者の無関心からの脱却を

潟永はこうした体質が放置される要因として有権者の無関心を指摘。2023年の福岡県議選でも平均投票率が35.5%に留まったことに触れ、「後ろ暗い議員や首長が望むのは有権者が忘れること」と語る。政策能力を見極めて投票所へ向かう重要性を訴えた。

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