Slack論争を一刀両断「成功と無関係」

2025年12月21日

起業家の関口舞氏と連続起業家の柴田陽氏がパーソナリティを務めるポッドキャスト「START/FM」にて、X(旧Twitter)で話題の「Slackが会社を壊す理由」というテーマが取り上げられた。ビジネスチャットツールSlackの功罪について議論が白熱する中、柴田氏が独自の視点から持論を展開した。

Slackが引き起こす「認知負荷の非対称性」

発端となったのは、「Slackは悪い会議の遺伝子を24時間無限に広げる」「みんなの時間が不均衡に奪われる」といった、ツールの効率性に疑問を呈するSNS上の投稿である。

これに対し柴田氏は、問題の本質はSlackに限った話ではないと指摘。気軽にメッセージを送れる発信者に対し、受信者側には読む手間や解釈といった「認知負荷がかかる」という非対称性にあると分析する。

柴田氏はこの「非対称性」について、ゆる言語学ラジオの水野氏の著書『会話の0.2秒を言語学する』を引用しつつ、さらに深く言及。人間が対面で行う会話では、発話の交代がわずか0.2秒で行われるなど、言葉以外の膨大な情報を用いて高度なコミュニケーションが成立していると説明する。

この対面コミュニケーションを基準とすると、電話や手紙、そしてSlackのようなテキストコミュニケーションは、そこから離れるほど何らかの効率低下や非対称性の増大が起こるのは必然であると語った。

ツールではなく運用ルールの問題

柴田氏は、ツールの是非を問うのではなく、その使い方を工夫することの重要性を強調した。例として、楽天で導入されている日報制度や、Amazonで新規事業の際に作成が求められるプレスリリースのフォーマットを提示。

これらは受信者(経営層)が効率的に情報を把握できるよう、あえて発信者側にフォーマット遵守という負荷をかける仕組みとなっている。柴田氏は「発信側としても整理されるよねみたいな良さもある」と述べ、ルール作りが双方にメリットをもたらす可能性を示唆した。

また、柴田氏が代表を務めるTailor社では、クライアントワークを主とする部門ではTeamsを、プロダクト開発部門ではSlackを使用するなど、事業の特性に合わせてツールを使い分けているという。これは「事業の特性に合わせてコミュニケーションだったり組織を設計すればいい」という思想の表れである。

結論は「会社の成功とは一切関係がない」

議論の最後に柴田氏は、ここまでの話を覆すかのような大胆な結論を口にした。「ツールとかそのコミュニケーションをどうしようかっていうのは、会社の成功不成功とは一切関係がないと思います」と断言。その根拠として、世界的な大企業の事例を次々と提示した。

かつて楽天が英語公用語化を進めた際、柴田氏は「大変そうとか伝わらないとかって思うように思えるけど、別にその事業が止まるわけじゃ全くない」と感じたという。さらに衝撃的だったのは、Appleの社内コミュニケーションが主にiMessageとメール、Googleが「クソ使いにくいじゃないですか」と評されるGoogleハングアウトで行われているという事実。

これらの企業が必ずしも最適とは言えないツールを使いながらも世界最高峰の生産性を維持していることから、柴田氏は「全く関係ない。だからこういうこと言ってること自体がセンスないと思う」と、ツール論争そのものを一刀両断してみせた。コミュニケーション設計は学問的には面白いとしつつも、経営の観点からは「正直どうでもいいなって思ってる」と締めくくっている。

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。

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