食べ放題は幻想か?店主が語る裏側と限界
- #42 食べ放題・バイキングについて思う事色々あるわ〜
- オッタントットのカウンターラジオ
- 36分48秒2025年12月17日
福岡県糟屋郡でビストロ「オッタントット」を営む店主・Koji氏が、自身のPodcast番組『オッタントットのカウンターラジオ』にて、「食べ放題」をテーマに持論を展開。飲食業界の事情を知る立場から、そのビジネスモデルや消費者の意識について鋭いメスを入れ、注目が集まっている。
きっかけはXでの一般ユーザーの投稿
今回のトークは、あるXユーザーが投稿した「テレビでホテルバイキングの特集やってるけど、私は一度にたくさん食べられないので、行っても美味しいものを食べられなさすぎて、残念ばかり積み重なりそうだなと思ってしまう」という内容のポストが発端となった。これにKoji氏が反応したところ、リスナーから「その話が聞きたい」という声が多数寄せられ、番組で深掘りする運びになったという。Koji氏は「飲食業界の裏側」「消費者への思い」「ビジネス的な時代感」という3つの視点から、食べ放題について語り始めた。
「ホテルの料理は一流」はもはや幻想か
まずKoji氏は、飲食業界の裏側から食べ放題の実態を分析。自身にホテルでの勤務経験はないと断りつつも、料理長クラスの経歴を持つ先輩たちから聞いた話として内情を明かした。ホテル料理長の仕事について、「僕らがイメージするような、めちゃくちゃクリエイティブな料理を作るとか、そっちじゃないんですよ、実は。割とパソコンとにらめっこしてるといいますか、数字の計算だったりとか」と語り、コスト管理や利益計算といった事務作業に多くの時間を割いていると説明する。
経営側からのプレッシャーもあり、料理のクリエイティブな面は制限されがちだ。特に、大量調理が求められるバイキング(食べ放題)では効率化が最優先され、既製品が多用される実態を指摘。「バイキングなんかだと、もう既製品のラッシュですよね」「出てきてるものはそんな大したものは出てきていなかったりしますね」とバッサリ。驚くべきことに、中から卵がとろりとするオムレツでさえ既製品が存在すると明かし、多くの人が抱くホテルの料理は一流というイメージは「ちょっと幻想かな、という風に僕は思っています」と結論づけた。
安いからと食べ過ぎるのは本当にお得?
続いてKoji氏は、消費者側の意識にも言及。「そもそもそんなにたくさん食べたいですか?」と、根本的な疑問を投げかけた。自身も40代を迎え、消化への負担を考えると量は求めていないと告白する。「安いからといって、その必要以上のカロリーを摂取して、それって本当にお得なんでしょうか」と問いかけ、お金と量のコストパフォーマンスだけでなく、健康面まで含めた本当の価値を考えるべきだと主張した。
それよりも「美味しいものを適量食べる、こっちの方が多分満足度っていう意味でも高いんじゃないかな」と、食の価値観について自身の考えを提示。自身も外食の際には、量が多すぎる店は満足感が苦しさに変わり、リピートには繋がらないというエピソードも披露している。
人口減少社会で食べ放題は回らない?
最後に、ビジネスモデルとしての将来性についても言及。大量生産・大量消費を前提とした食べ放題は、人口が増加していた時代には有効だったものの、人口減少社会に突入した現代では立ち行かなくなると分析した。客が減れば売上も減り、コスト削減のために食材の質を落としたり人件費を削ったりすれば、店のクオリティが低下。それが更なる客離れを招くという悪循環に陥りやすいと説明し、「もう回らないビジネスモデルだと思うんですよね」と断言。時代の変化の中で、食べ放題という業態そのものが難しい局面を迎えているとの見解を示した。
トークの締めくくりとして、Koji氏は「たくさん食べることよりかは、美味しいものを満足いく程度の量で食べた方が、満足度は高くないですか」と改めてリスナーに語りかけ、安さや量だけではない、食の質や体験を重視する価値観への転換を促した。
- #42 食べ放題・バイキングについて思う事色々あるわ〜
- オッタントットのカウンターラジオ
- 36分48秒2025年12月17日
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。