中国版TikTokから紐解く現代の民俗学

いま、TikTok民俗学がアツい!!!!!#171
ゆる民俗学ラジオ
39分46秒2026年3月22日

ポッドキャスト番組であるゆる民俗学ラジオに、中国民俗学の研究者である大谷亨がゲスト出演した。番組では大谷の新著である『中国TikTok民俗学』を軸に、SNSが調査の最前線となっている現状について議論を交わしている。かつては古い伝承を追う学問だったが、今はスマホの画面越しに未知の事象と出会う時代となった。

SNSが映し出す現代の民俗学と失踪老人動画

大谷は、中国版TikTokが国際版とは異なる進化を遂げていると指摘する。特に注目すべきは、農村部で撮影される失踪老人動画だ。これは高齢者が発見される瞬間を捉えたものだが、そのコメント欄にこそ真髄があると大谷は語る。

「コメント欄に妖怪の名前が書いてあったりするんですよ」と大谷は明かした。老人の失踪を妖怪の仕業と捉える地域があれば、別のご当地妖怪を挙げる者もいる。動画をきっかけにユーザーが自らの村に伝わる伝承を次々と投稿していく様は、ネット空間に一つの民俗誌が形成される瞬間のようだ。

伝統を更新し続ける生き大黒様と中国の魅力

話題は日本から逆輸入された日本の大黒天の信仰現場へ及ぶ。大谷はSNSを駆使し、神として崇められる生き大黒様の元を訪れたそうだ。そこで目にしたのは、伝統を無視した柄の長い小槌を祀る人々の姿であった。「大黒天様が長いのが欲しいって言ったから」という理由で、神のアイコンが日々更新されていくのだという。

「不変の真理などは存在せず、気まぐれな指示に従うのである」と大谷は現場を解説する展開。供え物に赤ワインが並ぶ光景を振り返り、「ニュースで報じられない中国のゆるふわな部分を感じてほしい」とリスナーに呼びかけた。自身の研究を初期衝動こそが深い探索への入り口と語り、型破りなフィールドワークのダサい部分や魅力を力説して番組を締めくくった。

いま、TikTok民俗学がアツい!!!!!#171
ゆる民俗学ラジオ
39分46秒2026年3月22日

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。