「科学は手頃な信仰」頭骨のサイズで知能を測った誤りから学ぶこと
- 文化に優劣が生まれた理由と、消えた理由。#178
- ゆる民俗学ラジオ
- 35分24秒2026年5月10日
「ゆる民俗学ラジオ」の最新回が配信された。今回は文化人類学者の室越龍之介を迎え、パーソナリティの黒川、浦下と共に「文化相対主義」をテーマに語り合う。
豚を殺すほど偉くなる社会の衝撃
冒頭、メラネシアの島で行われる「豚を殺すほど偉くなる」という儀式が紹介された。自分の常識では測れない他者の文化を否定せず、優劣をつけない姿勢こそが文化相対主義の原点だ。室越は「文化の間に優劣はなく、それぞれが尊重されるべき」という考え方の核心を説いた。
社会進化論がもたらした差別の歴史
話題は学問が辿った負の歴史へと及ぶ。19世紀、ダーウィンの進化論を誤用した「社会進化論」が台頭。西欧文明を頂点とし、未開から文明へ進歩するという歪んだ価値観が植民地支配を正当化した。黒川は「多様性が優劣にすり替わった」と指摘。頭骨のサイズで知能を測る人種論が差別を助長した事実に、一行は現代の科学への盲信に対しても警鐘を鳴らす。
文化人類学の父が説く環境の影響
この流れを変えたのが「アメリカ人類学の父」フランツ・ボアズだ。ボアズは頭骨のサイズが環境で変化することを証明し、人種決定論を否定。固有の歩みこそが文化であるという視点がその後の学問を大きく変えた。最後は「科学は手頃な信仰」という黒川の考察で締めくくられた。
- 文化に優劣が生まれた理由と、消えた理由。#178
- ゆる民俗学ラジオ
- 35分24秒2026年5月10日
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