エコノミスト飯田泰之が文科省の大学評価制度を痛烈に批判
- 大学学部ごとに質を「三つ星」から4段階で評価へ
- 飯田泰之の経済Zoom Up
- 12分27秒2026年3月17日
明治大学教授でエコノミストの飯田泰之が、RKBラジオの田畑竜介Grooooow Up内のZoom Upにて、文部科学省が導入を検討している大学の教育質評価制度の概要案に触れた。学生の成長度などを4段階で評価し、偏差値以外の比較材料を提供するという狙いだが、飯田は現役大学教授の視点からこの動きを痛烈に批判している。
書類作成の増加と天下りへの懸念
文科省の評価制度案に対し、飯田は開口一番「もう勘弁してくださいって感じなんですけれども」と呆れた様子を見せた。過去の経験から、評価制度の導入は大学側の事務負担を爆発的に増やすだけだと指摘する。
教員が「文科省の人しか見ない書類」を作ることに時間を奪われる現状を嘆きつつ、その煩雑さが「天下り強化策になりかねない」と断言。複雑な手順を熟知した役所OBを雇用せざるを得ない仕組みが生まれると分析した。
大学の予備校化を危惧する指摘
当初は中学レベルの内容を教える大学への対策として始まった議論が、いつの間にか全大学を格付けする制度に変質したことに飯田は異議を唱える。特に懸念しているのは中堅大学の変容だ。
評価基準が英検などの資格取得に偏れば、大学は単なるスコア稼ぎの場になり、「随分高い語学学校、駅前留学じゃないですか」という事態を招きかねない。教育機関としての在り方が揺らぐことへの強い懸念である。
行政によるコントロールの限界
さらに飯田は文系中心の役所が理系学部を適切に評価できるのかという疑問を提示。官僚の基準で「評価されたらたまったもんじゃないという理系学部はたくさんある」とし、現場を無視した格付けの無意味さを強調した。
本来取り組むべきは定員割れ大学の適正な縮小や理系人材の育成だと説く。最後は評価制度が天下り先の確保に繋がる懸念に対し、「ますますもって、なんだそれって感じになります」と突き放して番組を結んだ。
- 大学学部ごとに質を「三つ星」から4段階で評価へ
- 飯田泰之の経済Zoom Up
- 12分27秒2026年3月17日
※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。