補文節は必ず目的語なのか 言語理論に迫る

#909 R. M. W. Dixon の Basic Linguistic Theory (BLT)【言語学者とその思想 vol. 11】 from Radiotalk
【10分言語学】志賀十五の壺
11分25秒2026年11月3日

ポッドキャスト番組「志賀十五の壺」にて、パーソナリティの志賀十五が現代言語学の巨人と呼ばれるR.M.W.ディクソンの功績や名著について熱弁を振るった。オーストラリア先住民の言語記録に尽力した同氏の業績に触れ、「そういった言語が一つ消えてしまうということは、人間の可能性が一つ消えてしまうということでもある」と少数言語を記録する意義の深さを強調した。

一人の著者が綴る圧巻の集大成

話題はディクソンが世界中の言語を記述する枠組みを提唱した大著『Basic Linguistic Theory』へ。生成文法のような過度な理屈っぽさがなく読みやすいと評した志賀は、「ディクソン一人が書き上げているのがいいところ」と語る。複数人の共著と異なり、思想が一貫していて統一感がある点こそ本書の大きな魅力だと分析した。

補文節は必ず目的語に現れるのか

番組後半では、文全体が名詞のように別の文の部品となる「補文節」に焦点を当てた。日本語の「野球を見るのが好きだ」や英語のthat節を例示し、ディクソンの大胆な一般化を紹介。「ある言語で補文節があるならば、それは必ず目的語として使われる」という強い主張を取り上げ、目的語としての出現こそ普遍的な共通項だと力説した。

さらに知覚系や思考系の動詞が補文節を取りやすい傾向を解説。入門書として岩波書店の『言語の興亡』を推薦し、言語理論の奥深さを伝えた。

#909 R. M. W. Dixon の Basic Linguistic Theory (BLT)【言語学者とその思想 vol. 11】 from Radiotalk
【10分言語学】志賀十五の壺
11分25秒2026年11月3日

※この記事はPodcast番組をもとにAIを用いて自動生成されたもので、誤った情報や不完全な記述を含む可能性があります。正確性や品質は保証されませんので、必要に応じて他の情報もあわせてご参照ください。